今期の活動報告

友情ネットプロジェクト オンライン東北交流会2021 in 名取

日程

2021年12月18日(土)

参加者

会津若松市立第三中学校(女子)、会津美里町立高田中学校(女子)、福島市立渡利中学校(男子)、名取市立閖上小中学校(女子)、名取市立増田中学校(女子)、名取市立第二中学校(女子)、名取市立みどり台中学校(男子・女子)

指導員

斎藤真由美(元パイオニアレッドウィングス)、 櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)、荒木絵里香(元トヨタ車体クインシーズ)

同行者

上部スライダー参照

今回は名取市閖上小中学校の講堂をお借りし、福島県の3校3チーム、名取市の4校5チームを結んでのオンラインライブイベントです。指導員として、元日本代表選手である斎藤真由美さん、櫻井由香さん、そして過日の東京オリンピックで女子バレーボールのキャプテンを務められました、荒木絵里香さんに参加していただきました。

開会式では、名取市教育長の瀧澤信雄様、閖上小中学校副校長の齋藤竜一様よりご祝辞をいただき、オンラインイベントがスタートしました。

今回のイベントでは、『女性アスリートトークライブ「部活動お悩み相談室」炎のフルセットマッチ!』と題し、事前に各中学校よりいただいた質問に指導員が答えていく形で行われました。

シャンプ力を上げる方法や、トス・サーブカットを上手に上げるコツ、連続ポイントをされたときの切り替えし方法や、プレッシャーに打ち勝つための方法など…各校より「実技面」と「メンタル面」について、思い思いの質問が寄せられ、それに対し、指導員の皆さんが丁寧に解説され、考え方や練習方法についてアドバイスがありました。

参加した子どもたちは、きらきらとした眼差しで真剣に話を聞いていました。

トークライブ終了後には、協力チームの堺ブレイザーズより、中学生へ応援のビデオメッセージが贈られました。

その後は、参加者全員で「指導員のサイン入りVリーグオリジナルバレーボールを」賭けた、じゃんけん大会を行いました。白熱した戦いとなり会場は大いに盛り上がりました。最後には、12月ということで参加者全員にクリスマスプレゼントとして、友情ネットプロジェクトロゴ入りのマフラータオルをお渡しいたしました。

閉会式では、長年会員企業としてご支援をいただいている(株)シグマット林社長様より心温まるお言葉をいただきました。

最後は各校画面越しに笑顔で手を振ってお別れをし、盛会に終了いたしました。

【オンライン学校訪問〈1〉】南相馬市立鹿島中学校

日程

2021年12月12日(日)

参加者

鹿島中バレー部(12名)、山本美和子先生、斗蔵コーチ

指導員

長谷川 博之(元新日鉄ブレイザーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、小色尚子・吉野睦美(仙台事務局)、川上智一(東京事務局)/補 助:福島大学バレー部(高橋啓吾、 赤川育也)

練習前にハセコーチから「バレーは助け合いのスポーツ。すべてのプレーにおいて『予測と準備』が大切です。どんなプレーをする時も、それを頭においてやってほしい。短い時間ですががんばりましょう!」とお話しがありました。

◆スパイク&トス練習▽まずはネットにかけたタオルを目印にジャンプなしの練習からスタート、その後打ち込み練習です▽自分が狙ったところにボールを打つために、身体の向き、左手の上げ方、ジャンプの踏み込みの位置。セッターには、両手を同じように伸ばすこと等、ハセコーチがひとりひとりに細かいアドバイスを伝えます。みんなは頷きながら聞いていました

◆レシーブ練習▽ボールは必ず体の前でとる。最初から手を組んでいると、手を振ってボールが横に飛んでしまうのでボールに合わせて身体の前に手の面を出す。左右で取る時も、レシーブの面は前に向ける▽大学生サポーターに打ち込んでもらって繰り返しフォームの確認をします。上手くいく時、上手くいかない時…どんなボールも1本1本を大切にした練習が続きました。

◆ハセコーチから「みなさんとても身体の動きがスムーズになっていると思います。いつも一生懸命練習しているのがよくわかります。今のような練習を続けていれば、もっともっと上達すると思います。練習を見ていて嬉しくなりました、ますます頑張ってください」とエールが送られました

◆次はブロック練習▽手の出し方を教えてほしい▽ネットの前に手を出す時、肩から前に出すイメージで。肩甲骨から前に出す。指に力がはいっていないとワンタッチは取れない。親指と小指に力を入れる▽ネット際で練習です!ブロックの感覚をつかむため、大学生にボール出しをしてもらいながら、ジャンプを繰り返します。そして『予測と準備』も。ブロックの前に相手のアタッカーを意識することを忘れないように…。頭を使いながらのブロック練習です▽その後もサーブやサーブレシーブの練習が続きました。

◆最後は座学。ハセコーチからは、「皆さんを支えてくれている方々がいて初めてバレーボールができているということを理解してほしい。練習も、試合も、今日のリモート指導も…たくさんの方々が関わって下さっている。それを忘れないでほしい」とメッセージがありました。最後は時間ギリギリまでみんなからの感想と質問があり、和やかな雰囲気で交流が続きました。

【オンライン学校訪問〈1〉】会津美里町立高田中学校

日程

2021年12月5日(日)

参加者

高田中バレー部(9名)、川島先生、真壁先生、只浦コーチ

指導員

斎藤真由美(元パイオニアレッドウィングス)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局)

いつも元気いっぱいのマッチョさん。今日も楽しい自己紹介からスタートです。マッチョさんのご挨拶の後は、ひとりひとりから自己紹介とやる気度の自己申告。明るい笑顔で元気いっぱいの高田中です

◆ウォーミングアップ。楽しいクイズで頭と体をほぐした後は、マッチョさんがあらかじめ撮影してきてくださった動画に合わせて、みんなでダンスを楽しみました。さすが中学生の皆さん!まっちょさんも感激するほどノリノリです。

◆その後は、いろいろなボール練習。キャッチボール、床にバウンド、スウィング、遠投…。いつも何気なく行っているパス練習ではなく、新しいメニューに次々とチャレンジです。マッチョさんからは、すべてが試合に繋がることをイメージしてくださいと、声がかかります!

◆次はサーブレシーブです。まずは2列になってたくさんのレシーブをこなします「数が質に変わるまで」繰り返し練習しましょうとアドバイス▽横に来たボールは少し横で取れるように練習です。返球はとにかくセッターを狙う。下がりながら。前にでながら。いろいろなパターンで繰り返し練習を行います。みんな真剣なまなざしです

◆オーバーパス。オーバーは3本の指を使って、肘と膝のバネを活かしてボールを飛ばすこと。そして、脚は細かく早く動かしながら、ボールの落下点に動くこと。そして何より自分自身で、どんどん良くなっていくことを想像しながら練習すること。見方がどんなボールが欲しいのかをイメージしながら練習することをアドバイスしてくださいました。マッチョさんからの細部にわたる指導を、みんな聞き逃すことなくチャレンジしていました

◆最後は座学。「言葉には力がある」という話をしてくださいました。「ナイスチャレンジ!大丈夫!次々!」お互いが励ましあう言葉を使うこと。(ケガに苦しんだマッチョさんの体験を聞いて)普通のことがとても幸せなことだということ。自分で自分を勇気づける言葉でわくわくしてほしい。「できる。できる。必ずできる」「笑顔があなたを強くする」マッチョさんはたくさんの言葉を、高田中の皆さんに伝えてくれました。みんなは、ノートを取りながら、真剣に話をきいていました

◆高田中のみなさん、今日はありがとうございました&これからもがんばってくださいね!

【オンライン学校訪問〈1〉】福島市立福島第三中学校

日程

2021年12月4日(土)

参加者

福島第三中バレー部(19名)、大和田亮先生、田中信次先生

指導員

落合真理(元久光スプリングス)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局) /補  助:福島大学バレー部(青島美空・吉田梨々花)

最初に、真理コーチより「福島第三中はどんなチームですか?」▽今日は『心をこめて』すべてのプレーをしてもらいたい。心を込めるとボールの質が変わる。技術が変わる。ひとつひとつに心を込めることを大切にやってくださいというお話しがありました

◆パス練習。いつも同じ相手とやっていませんか?みんなのチームは色々なレベルの人がいるので、経験者と初心者が一緒にパスをしてほしい▽経験者にとって、初心者のパスは、急に低く来たり、早く来たりするので、とても練習になります!さあチャレンジしてみましょう。いつもとは違う雰囲気の練習が始まりました

◆次はサーブ練習▽無回転サーブを打つためには、まずトスが無回転であることが大切▽試合になると緊張するという人には、いつも23:23をイメージしてサーブ練習をすること。試合をイメージして3本中3本良いサーブがはいるようになるまで練習すること▽細かいアドバイスを受けながら繰り返し練習が続きました

◆休憩後はサーブレシーブ▽「緊張すると身体が動かなくなってしまって上手くいかない。どうしたらよいですか」▽真理コーチからは、できるだけ低いところからサーブをよく見て、右なのか左なのか、前なのか後ろなのかをよく読んで一歩目の足を速く出すことについてアドバイス。大学生にサーブを打ってもらってフォーメーションを組んで練習です

◆次はサーブVSサーブレシーブゲーム。レギュラー6名がコートに入り、残りの13名が順にサーブを打って点数を競います。サーブレシーブをきれいにセッターに返せるか…どうしたらレシーブを崩せるか…。19名の真剣勝負が続きました。結果は、(6名)9対4(13名)。最後は負けチームに罰ゲーム!勝ったチームは応援です。みんなとってもで盛り上がりました

◆最後は座学です。コーチからは、3つの『C』の話がありました。『チャレンジ(挑戦)→チェンジ(変化)、チャンス(成功)』やろうかやるまいか、迷っていたら何も始まりません。まずはチャレンジ。チャレンジすると変化が起きて、チャンスが来ます!そうやってがんばってくださいね、とエールが送られました

◆田中先生は、第1期(伊達中)、第5期(桃陵中)に引き続き3回目のご参加となりました。ありがとうございました。友情ネットプロジェクトはこれからも福島第三中チームを応援しています! 

【オンライン学校訪問〈1〉】会津若松市立第三中学校

日程

2021年11月28日(日)

参加者

若松三中バレー部(11名)、善澄 博先生、OG(高校生3名)

指導員

鈴木裕子(元デンソーエアリービーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局)

最初に、裕子コーチより「言われたことをやってみるのは難しいけど、できなくてもいいからやってみる、チャレンジしてみることが大切!」、とお話しがありました。

◆まずはサーブ。練習風景をみたコーチから、右手をいつ準備していますか?とみんなに質問がありました▽トスを上げてからだと遅れてしまうので、トスを上げる前に、右手を用意しておくこと。サーブのリズムは、1でトス、2で打つ。そのリズムでやってみましょう▽みんなはじめてのことに戸惑いながらも一生懸命サーブを打ち込んでいます

◆続けてコーチより。打ってみてどうだった?私のアドバイスを聞いて合うものも合わないものをあると思う。まずはやってみること。そこから自分がやりやすいものを選択してほしい。だから今新しい事にチャレンジしてみて、打ち辛かったり、上手く打てなかったりするのは悪くない事。チャレンジが大切。さぁ頑張ってやってみましょう、とエールが送られました

◆次はサーブレシーブ。ボールの落下地点にいくとき、(ボールに)手で合わせに行くのではなく、お腹で合わせる。返球はとにかくセッターを狙う。手を下げない。腕ではなく肩の後ろの肩甲骨を意識する。等、細かい指導が伝えられます!何度も何度も、納得がいくまで繰り返し練習が続きました。みんな真剣なまなざしです

◆休憩後はトス練習。しっかりいいトスをあげるためにはボールの下に早く入ることに集中。そのためにどこにボールが飛んできてもいいように、プレーヤーに身体をむけて構えをする練習を行いました。「そーそー!いいよ!いいよ!」とコーチの掛け声がかかると、セッターの動きが早くなり、少しずついいトスが上がるようになりました

◆最後は座学です。「連続得点をなくすのがみんなの課題だとしたら、それは日々のコミュニケーションの取り方が大切。お互いに考えていることを口に出して話していかないと上手くいかない。だからこそどんなボールがほしいのか、仲間と会話をしてほしい」という話をしてくださいました。若松三中の皆さんは、裕子コーチの目を真っすぐに見つめながら、真剣に話をきいていました

◆今日は第5期の卒業生 菊地さん・諏佐さん・遠藤さんが練習のお手伝いにきてくれました。みんな高校生になってもバレーを続けているそうです。今日はありがとうございました&これからもがんばってくださいね!

【オンライン学校訪問〈1〉】鮫川村立 鮫川中学校

日程

2021年11月21日(日)

参加者

鮫川中バレー部(8名)、髙橋麻里奈先生、増子学コーチ

指導員

大友愛(元JTマーヴェラス)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局)

最初に、愛コーチより、「今日のテーマは【意識】。すべて頭で考えながら、頭を使って過ごしてください」とお話しがありました

◆アップでは様々なボール練習をしました。キャッチボール、床にバウンド、スウィング、遠投…。「体のバランスを意識して!左手を意識して!ボールのたたく位置を意識して!最初のトスを意識して!すべてを意識してやってください」とアドバイスがありました。いつも何気なくやってしまっているような練習に対しいくつも意識するのは難しいこと…でもみんな言われたことを懸命にチャレンジしていました。

◆次はパス。「ボールの落下点に素早く入ること!相手を思いやったパスを心がけること!練習だけど、試合中のトスやパスを意識すること!足の親指の付け根を意識すること!」…コーチからは次々と細かい指導があり、見る見るうちに、パスがよくなっていきます。コーチからは「皆さん一言いうと、すぐに変わる!素晴らしい!続けて下さい」とお褒めの言葉がありました。

◆休憩後はスパイクです。愛コーチが中学の時にスウィングの練習をした、タオルでボールを作る「タボールくん」を教えてくれました。みんなでボールを作った後は、軽くボールを投げ上げて、包むようにボールをキャッチ!の練習。肘がでていたり、手首がでていたり、ボールを下からうってしまう人は、上手にキャッチできないそうです。家でもできるし、練習前や空き時間などを見つけてやってみようねとアドバイス。みなさん、タボールを持って思い思いに練習しました。

◆最後は座学です。今日のテーマ【意識】についてのお話しです。コーチからは「中学校、高校、日本代表…レベルに関係なく日頃の私生活を意識すること、それがバレーボールに繋がっていくこと。試合で力を発揮するために、そのためには練習中に試合を意識してくださいね」と優しく伝えてくれました。そして最後に「仲間の大切さ」について、日々愛コーチが感じていることを伝えてくれました。鮫川中の皆さんは、愛コーチの目を真っすぐに見つめながら、真剣に話をきいていました。

◆今日は第1期の卒業生 星君・鈴木君が参加してくれご挨拶いただきました。立派になっていてとても嬉しく思いました。ありがとうございました。友情ネットプロジェクトは鮫川中を応援しています!がんばってくださいね! 

【オンライン学校訪問〈1〉】南相馬市立 鹿島中学校/いわき市立 湯本第三中学校

日程

2021年11月20日(土)

参加者

鹿島中バレー部(7名)・西かなえ先生、湯本三中バレー部(7名)・根本先生

指導員

櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局)

鹿島中バレー部&湯本三中バレー部の合同練習会。西先生の教え子にあたる根本先生への声掛けで実現しました。

◆まずは櫻井コーチから「えびコーチです」と自己紹介。その後、キャプテンからチーム紹介があり、一人ずつカメラの前で自己紹介からスタートしました。少し緊張しながらも元気に挨拶できました

◆ストレッチの後はレシーブです。なぜ低い位置で(ボールを)取るのがよいか?「それはボールを取るまでの距離が長くなること。すると視野が広くなること」横に来たボールの取り方は?「(レシーブの姿勢の時)肩をセッターに向けること」。強打ボールを上手く上げるには?「基本姿勢のふところを大きく開けておくこと。強いボールがきたら腕を引くこと&膝を曲げて勢いを殺すこと」。

◆子ども達からの質問に、えびコーチはひとつひとつ丁寧に説明し、その後にボール練習を行います。出来ていないときは、もう一度画面の前に集まって、えびコーチの説明を聞いてから、もう一度、ボール練習です。何度も何度も、納得がいくまで繰り返し練習が続きました。みんな真剣なまなざしです。

◆休憩後はスパイクです。「スパイクを打つときに腕が振り切れるようになるにはどうしたらよいですか」えびコーチは、全員にタオルを用意させ、「タオルをもって振り切ってみる!その時に、いい音が出たらOK!いい音が出ないときは振り切れていませんよ。はいやってみましょう!」。手だけで練習した後は、ジャンプをして再度練習。その後にボール練習です。

◆最後に座学です。コーチからは言葉の大切さ「言霊」についてお話がありました。「自分の口から出たことが実際になること…コーチは何度も経験している。だからこそ、自分が発する言葉を大切にしてほしい」そして、みんなに「自分が好きですか」という投げかけがありました。仲間を大切にしたり、思いやりの心を持つには、まずは【自分を大切にすること】。それができないと仲間にもできない。まずは自分へ「気遣い・応援・尊敬」の気持ちをもつことで、仲間にも同じようにふるまうことができますよ、と優しく伝えてくれました。

第1期に引き続き、熱心に参加していただきありがとうございました。友情ネットプロジェクトは鹿島中・湯本三中バレー部の皆さんを応援しています!西先生、根本先生、ありがとうございました。

【オンライン学校訪問〈1〉】鮫川村立 鮫川中学校(男子)

日程

2021年10月30日(土)

参加者

鮫川中バレー部(9名)、邊見敦子先生、鈴木龍聖コーチ、星喜子コーチ

指導員

上田芳裕(元サントリーサンバーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局)

上田コーチから「どうやって強いチームなっていくか。今日は一緒に考えていこう」と、挨拶がありました。

◆最初はサーブ練習。みんなの練習をみて、一旦集合。「1回もミスをしなかった人いますか?」。。。「サーブの練習というのはひとりでやるから簡単に感じてしまうけど、1本のスパイクと同じです。もっともっと丁寧に。1本目は『人生で一番よいサーブを打つ』そして2本目は『さっきよりもっとよいサーブを打つ』その意識をもって練習をすることが大切。さぁもう一度!」みんなの目が輝き、集中力がぐんと高まりました。

◆次は、サーブレシーブ。なかなかセッターにボールが返らない様子をみて、コーチは「チャンスボールをセッターに返せるかやってみて!」と指導しました。「ひとつひとつのプレーはつながっている。オーバー、アンダーはすべてが繋がっている。『必ずできるようになる』そう思いながら練習をすること。日常のアンダー・オーバーの練習を、どのくらい丁寧にできるかどうかで、すべて変わってくる」と声をかけました。

◆休憩後はスパイクです。「まずは高く飛ぶこと。そのためには、助走に勢いをつけて高さのあるジャンプに変える。これを決めたら「勝つ」という心のこもったスパイクを打ってください」と声がかかります。セッターには、「1本目と100本目も同じ、気持ちで丁寧にトスを上げること。ナイストスには、みんなで声を掛け合うこと」を約束し、もう一回打ち込みです!みんなそれぞれに力のこもったスパイクを打ち続けました。終わった後、セッターのF君は「疲れた~!」と汗びっしょり。見違えるほど、切れのあるプレーが続く、充実の時間となりました。

◆後半は座学です。コーチからは「楽しくバレーをやってほしい、そして「自分(の将来)は、どういう未来にするか先に決めておくことがとても大切。辛いこともたくさんある。でもみんなと一緒にやるときめたら、それをやり続ける。目標は高ければ高いほど、学ばなければならないことや、経験すべきことが増える。自分で乗り越える壁の高さは、自分自身で決めるだけ」上田コーチの熱心な指導を、みんなが真剣に聞いていました。

第1期に引き続き、熱心に参加していただきありがとうございました(鈴木コーチは第1期の卒業生)友情ネットプロジェクトは鮫川中男子チームを応援しています!がんばれ!鮫川中男子チーム!!

【オンライン学校訪問〈1〉】福島市立 渡利中学校(男子)

日程

2021年10月2日(土)

参加者

渡利中バレー部(16名)、鈴木先生、齋藤コーチ

指導員

小野章三(元新日鉄ブレイザーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美(東京事務局)

9期のスタートは、渡利中男子チーム。16名が、とてもリラックスし程よい集中力の中で始まりました。

◆最初に小野コーチから「チームワークとは何か?」という投げかけがあり、それぞれが思い思いにチームワークについて意見を発表。コーチからは、チームワークとは【役割を全うする】ということ。キャプテンはキャプテンとして、エースはエースとして、リベロはリベロとして、それぞれの役割を全うできるよう、今日の練習に取り組んで組んでください

◆サーブ練習はフォームの確認から。打ちたい方向に身体を向け、重心をずらさないように打ち込む。まずは3メートル、そして6メートル、9メートルと伸ばしていく。サーブはひとりで練習できる唯一のもの。サーブは最大の攻撃。笛が鳴って10秒以内に1点が取れる。こんな楽な1点はないし、これ以上の攻撃はない。相手コートを6マスに分けて、どこにでも狙えるような選手になってほしい

◆オーバーパスは、人差し指・中指・親指の三本がボールの飛んだ方向を指すこと。そして人差し指・中指の腱反射を使って、ボールを飛ばすことを意識すること。コーチの話を聞きながら腱反射の働きや肘や膝のバネを使って、力の伝達を意識しながら、パスの練習をしました

◆ブロックは、リードとコミットの違いについて確認。ワンタッチの狙い方、ブロックとレシーブの役割分担・スプレット・バンチ・デディケートの説明。コーチからは「ブロックは低くてもいいから、きちんとネット際を止めにいくこと」と指導。みんなスゴイ集中力でコーチの話を聞き入っていました

◆スパイクは、ストレート・クロス・インナーの3か所にきちんと打ちこめるように、練習する。大事なことは自分が思ったところにボールがいくどうか、自分が思ったように身体を動かせるかどうか。最後には、“スパイクの的当てゲーム”を行い、楽しく盛り上がりました

◆後半は座学です。「バレーボールを通して、人として大切なことを学んでほしい」「相手を想い、自分の役割を果たす」「相手が想って頑張ってくれたことに感謝して次につなげる」コーチの話を16名のみんなは一生懸命メモをとりながら、真剣に聞いていました。

3時間という短い時間でしたが、熱心に参加していただきありがとうございました。友情ネットプロジェクトは渡利中男子チームを応援しています!がんばれ!渡利中男子チーム!!

過去の活動報告