今期の活動報告

【バレー部訪問】白河市立表郷中学校

日程

2024年2月23日(金・祝日)

参加者

表郷女子バレー部 10名

指導員

上田芳裕(元サントリーサンバーズ)

同行者

小色(事務局)

◆「今日は、昨日よりちょっと頑張ってこれまでで一番良いプレーをする意識でトライしましょう」と上田コーチからの声がけのもと、アンダー・オーバーパスの指導からスタートしました。

◆「良いパスを出してあげると、良いパスが返ってくるので、1つ1つを丁寧に、型にもこだわりましょう。10回のパスを100%ていねいにやりきる気持ちで!」という上田コーチの指導に、生徒のみなさんのボールの質がどんどん変化していきました。

◆スパイク・ブロッグ、フォーメンションの指導をしました。スパイクでは体や肘の使い方の指導がありました。少し意識をするだけでスパイクの質が変わっていきました。また、チームの決まり事を作ることや、チームメイトに自分の意思を大きな声で伝えることなど、日々の練習から行う事の大切さを伝えました。

◆生徒のみなさんからの希望でスリーメンをしました。
軟打・強打のボールに食らいつき、みんなで繋いでいくのがとても楽しそうでした。この時も、単純に拾う・繋ぐだけでなく、質の高いボールにこだわるように意識して繋げましょうと指導がありました。

◆実技指導後の講話では、上田コーチから「バレーボールから学んだこと」として、これまで得てきた学びや、経験、そして大切にしている4つのことをお話ししていただきました。

「日々成長すること」
「気付きを大切にすること」
「ワクワクドキドキすること」
「感謝すること」

また、今も夢を持って日々研鑽していること、そして、みなさんも夢を持って進んで欲しいと伝えてくださいました。

【学校訪問・講演会】須賀川市立長沼中学校

日程

2024年2月8日(木)

参加者

長沼中学校・全校生徒(100名)、長沼小学校 5・6年生(28名)、長沼東小学校 5・6年生(29名)

指導員

落合真理(元久光製薬スプリングス所属)

同行者

稲葉、藤野、村田(事務局)

◆この日は、長沼地域内小学校2校の5~6年生も参加し「先人に学ぶ」というキャリア教育の時間に訪問させて頂きました。
講演前に関場校長より、「自分の生き方を考える機会としてほしい」とお話があり、落合さんのお話しが始まりました。

◆落合さんは、ご自身のバレーボール人生で、苦難を乗り越え、夢を叶えた時のお話しをしてくれました。そして、夢を叶えるために必要な「3C」というキーワードを説明してくれました。
演題は「夢の叶え方」です。
3Cとは「チャレンジ・challenge(何事も挑戦)」→「チェンジ・change(何かが変わる)」→「チャンス・chance(繰り返し努力するとチャンスが訪れる)」。3Cを繰り返すことで、きっと夢に近づきますよ、みんな3Cをやってみてね! 

◆そして、「悩んだときは誰かに相談する勇気の一歩をふみだして、苦しいのは自分一人ではないよ、沢山の仲間や家族がいることを忘れないでほしい。「ありがとう」は、目標をかなえる大切な言葉です。当たり前の有難さに気づき、感謝の言葉で夢を叶えるスピードを速めましょう」と伝えました。

◆最後に落合さんが「皆さんの夢はなんですか?」と質問すると、次々と手が上がり、たくさんの生徒さんが前に出て、自分の夢について話をしてくれました。落合さんも、先生達も、発言する子ども達の様子をみてとても嬉しそうにされていました。

◆講演後は、女子バレーボール部の指導を行いました。基本の構えと、コート内外での声出しの大切さを説明。部活動を仲間の絆を楽しんでください、と指導しました。

【バレー部訪問】喜多方市立第三中学校

日程

2024年1月14日(日)

参加者

喜多方第三中女子バレー部(12名)、善澄先生、樟山コーチ

指導員

櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)

同行者

稲葉、上石、藤野(事務局)

◆サーブカットやレシーブが狙ったところに上がらないとゆう悩みに、正面で受ける事ができず横にずれてしまった時は、ボールを受ける腕の面をセッターに向けると狙ったところに上がるようになるよと、櫻井コーチからアドバイスを受け、意識を集中してレシーブをすると上手に上がるようになりました。

◆コートの中で声が出せないのですがどうすればいいですか?との質問には、コートの中ではやることが沢山あって、声を出す余裕がないのかもしれないねとアドバイスがありました。毎日少しずつ皆で声出しの練習をするように伝え、直ぐに声を掛け合いながら練習をしました。櫻井コーチの元気で大きな声に刺激され、三中バレー部の皆も大きな声を出して練習に取り組んでいました。

◆また、周りが見えることで声も出せるようになると思うから周辺視野を広げる練習を櫻井コーチが教えて下さいました。
トスが伸びないと悩むセッターの2人には、コーチから特別レッスン。ネットとボールの位置関係で、どのようにボールの下に入り、どのようにボールに力を伝えればよいかなどを教えていただきました。指導前と指導後では、ボールの伸びが変化していました。

◆後日、顧問の先生から「練習の様子がすごく良くなりました。ボールも伸びるようになり、みんな自分から声を出しています。ネット際の連続オーバー練習も続くようになりました。」とチームの様子をご報告いただき、櫻井コーチにご指導いただいたことを皆で頑張っているんだなと嬉しい気持ちになりました。

【バレー部訪問】鏡石町立鏡石中学校

日程

2024年1月13日(土)

参加者

鏡石中男子バレー部(14名)、大室先生

指導員

櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)

同行者

稲葉善広・上石成彦、藤野美緒(事務局)

◆自分の隣にいる友達を紹介する他己紹介からスタート。「隣にいる○○くんは、○○なところが凄いと思います。」と友達の良いところを順番に紹介していきます。バレーボールが上手、頭が良くて凄い等、紹介する方も紹介される方も照れながら笑顔がこぼれていました。

◆鏡石中男子バレー部の皆さんから、教えて欲しいですと頂いていた下記の質問について、櫻井コーチから指導していただきました。
・サーブカットについて(姿勢と意識している事、オーバーでカットする時のコツ)
・スパイクについて(ドライブのかけ方、コースの打ち分け方)
・サーブについて(トスを上げるコツ、フローターやジャンピングフローターの打ち方)
・レシーブについて(足の運び方、足の動かし方)

◆櫻井コーチからは、サーブを打つ時は、8秒間を上手に使って、いつも同じ精神状態で打つことが大事だよ。常に安定したトスを上げるようにすると、安定した良いサーブが打てるよとアドバイスがあり、集中した中で、サーブの練習が行われました。

◆実技指導後の講話では、櫻井コーチが大切にしている「気遣い・応援・尊敬」を教えていただきました。コーチのお話に真剣に耳を傾ける姿がとても印象的でした。後日いただいた感想用紙には、櫻井コーチの想いをしっかりと受け止めた感想がしっかりと書かれていました。

【学校訪問・講演会】田村市立大越中学校

日程

2023年12月1日(金)

参加者

大越中学校 全校生(88名)、教職員

指導員

秋本真吾(元陸上選手)

同行者

上石成彦、藤野美緒(事務局)

◆陸上選手を引退後、これからの自分が何をやりたいかを考えた時「人の足を速くすることを仕事にしたい」と考え、その仕事の名前を「スプリントコーチ」と名付けて「スプリントコーチになる」という目標を決めた秋本さん。

◆現在全国各地で様々な場所でご活躍中ですが、本当に辛い経験をして、それをどうやって乗り越えてきたかを「夢の叶え方」というテーマで大越中学校の生徒の皆さんに真っすぐに伝えてくださいました。

◆何かやろうとした時に、ネガティブなことを考えてしまい動けないこともあるかもしれないけど、ポジティブに考えて行動を起こしたその先に結果がある。自分の中で何かを考えてやり抜く、結果を気にせずに自分がどう行動するのかを気にすることが大事と教えてくださいました。

◆グランドに移動して、秋本さんから直接指導の走り方教室も開催しました。

◆姿勢を意識して走ることを教えていただきました。生徒の皆さんに声を掛け、今までの自分の走り方と違いますか?と質問してみると、何だか早く走れているような気がしますと笑顔で返事が返ってきました。

◆秋本さんの指導を受け、楽しみながら走っている生徒さんの様子が印象的でした。

【イベント】東北交流会2023 in名取 実施報告書

日程

2023年11月23日(木・祝)

参加者

中学校7校(95名) 南相馬市立鹿島中学校(女子) 相馬市立磯部中学校(女子) 名取市立第一中学校(男子) 名取市立増田中学校(男子) 名取市立第二中学校(女子) 名取市立増田中学校(女子) 名取市立閖上小中学校(女子)

指導員

小野章三(元堺ブレイザーズ)、上田芳裕(元サントリーサンバーズ)、齋藤信治(元東レアローズ)、櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)、落合真理(元久光製薬スプリングス)、大友愛(元NECレッドロケッツ)

同行者

会員企業20名 (日本製鉄グループ、シグマット、東成鋼管、住友商事東北、メタルワン)大学生9名 (福島大学女子バレーボール部)、その他17名

日時:2023年11月23日(木・祝)12:30 – 16:00

場所:宮城県名取市民体育館(宮城県名取市増田字柳田250)

後援:福島県、福島県教育委員会、福島県体育協会

当日の主なスケジュール

12:30-13:00 開会式・エアロビクス(準備体操)
13:00-14:00 バレーボールクリニック(実演指導)
14:00-14:30 学校対抗交流戦
14:35-15:00 男女優勝校VS指導員チームによるドリームマッチ
15:05-15:30 チーム対抗レクレーション「○×クイズでボール投げ入れゲーム」
15:30-16:00 結果発表・表彰式、閉会式                                            

○イベントの様子

◆開会式
名取市教育長 瀧澤様からご祝辞をいただきました。参加校紹介後は一日副顧問として各校を担当する会員企業の方々のご紹介。その後は、参加者全員でエアロビクスでウォーミングアップ。会場は早くも熱気に包まれました。

◆クリニック

元日本代表選手やVリーグなどで活躍した講師の皆さんがバレーボールの実演指導を行いました。中学生は、講師の指導にみな真剣な表情で聞き入っていました。細やかな個別指導には嬉しそうな表情が見られました。

◆交流戦
学校対抗交流戦を行いました。一日副顧問の会員企業の皆様やチーム関係者の応援のもと、白熱した試合が行われました。交流戦の終わりには、男女優勝校と指導員チームによるドリームマッチで対戦しました。

◆レクレーション
プロジェクトの活動を支援してくれている会員企業の皆様と中学生が、レクリエーションを通じて交流を深めました。

◆閉会式
優勝校ならびに「きらり」と光るプレーや個性を魅せた人たちに賞が贈られました。

皆さまのご協力を持ちまして“友情ネットプロジェクト東北交流会2023 in名取”は盛会に終了いたしました。有難うございました

過去の活動報告