今期の活動報告

【オンライン学校訪問〈2〉】南相馬市立 鹿島中学校(男子)

日程

2021年8月28日(土)

参加者

西先生、鹿島中男子中バレー部(14名)

指導員

長谷川 博之(元新日鉄ブレイザーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、小色尚子(仙台事務局)、吉野睦美・川上智一(東京事務局)

◆はじめに、前回のイベントの振りかえりと本日のクリニックの流れについて説明がありました。

(スパイク→レシーブ→サーブレシーブ→トス→トレーニング)「練習は、皆で意見を出し合ってメニューを考えることから積極的にやってみよう!パスもスパイクも、「事前の準備が大切」。自らよいイメージをもってやってみよう」と声掛けがありました。

◆基本のパスは、基礎からスタート。1年生は、自分の上にしっかり上げる練習。手の位置、足の使い方など。2年生に対しては、チャンスボールほど丁寧に扱うことをわすれないように、指導がありました。

◆スパイク練習では、ボールのとらえる場所、たたく場所を確認。バックスゥィングからの振り上げを早くする!左手を引く!肘を胸にひきつける!まずは自分でトスをあげてジャンプしないで打ちこんだあと、セッターのトスを打ちました。ひとりひとりがイメージを確認しながら、スゴイ集中力で打ち込みを行いました。

◆サーブ&サーブレシーブは、クロスとストレートサーブのサーブレシーブの身体の向きの違いを確認。セッターを意識しながら、返す位置を確認。足を使って、ボールの正面に入る練習を繰り返し行いました。

◆最後のご挨拶では、新キャプテンN君より「みんなで盛り上げられる元気なチームを作っていきます」と決意発表。長谷川コーチからは…「バレーボールは助け合いのスポーツ」。レシーブが乱れたらセッターが頑張ればよいし、トスが乱れたらアタッカーが頑張ればよいし、スパイクがブロックされたら残りの5人でカバーすればよい…だからこそ、コートの中では声を掛け合い、助け合い、プレーしてほしいというメッセージが添えられ、「助け合い」と書かれた記念色紙が渡されました。

短い期間でしたが、ありがとうございました。来期も元気にお会いしましょう♪

【オンライン学校訪問〈3〉】南相馬市立 鹿島中学校/相馬市立 磯部中学校

日程

2021年8月28日(土)

参加者

西先生、鹿島中バレー部(9名) 横山先生、磯部中バレー部(6名)

指導員

斎藤真由美(通称:まっちょさん/元パイオニアレッドウィングス)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・村田一実・川上智一(東京事務局)

最終回のクリニックも質問への回答からスタートです。

◆「前後左右に素早く動くためには?」◆「ブロックとレシーブの位置関係を教えてほしい」◆「サーブを回転させなくするには?」、まっちょさんは、ひとりひとりに丁寧に指導してくれました。

そして、サーブを打つときのアドバイスとして、「目の前に大きな時計をイメージし、午後2時の方向に打ってみてください。すると、身体の重心が崩れることなく、ミスが防げ、コース打ちがしやすくなります」とアドバイスをしてくださいました。

「試合中にミスが連続し、みんなが不安になった時にはどんな声掛けをしたらよいですか?」の質問には、まっちょさんは【やる気を引き出す魔法の言葉がけ】を教えてくれました。

脳というのは肯定と否定を区別ができない。いつも前向きな言葉がけをすることが大切。辛い時、厳しいときこそ、前向きな言葉で、よいイメージを膨らませること!」『自分を信じて』『未来は今の続きだよ』『あなたはあなたのままでいいよ』と、現役時代に仲間から励まされた言葉を教えてくれました。

実技指導では、小さなスペースでできる二人組の練習メニュー、2段トス、サーブ練習、サーブレシーブ練習、そして、最後は、20:20から、最後の5点を取り合う練習を行いました。

最後は、藤野さんよりサイン色紙のプレゼント。画面を通じて、まっちょさんとひとりひとりが会話をしながら贈られました。すると中学生のみんなからも、マッチョさんにお礼の品がプレゼントされ、記念写真を撮りました。

短い期間でしたが、鹿島中&磯部中の皆さん、そして西先生、横山先生、楽しい時間をありがとうございました。

【オンライン学校訪問〈3〉】会津美里町立 高田中学校

日程

2021年8月1日(日)

参加者

高田中バレー部(9名)、真壁先生(男子顧問)、川島先生(女子顧問)、只浦コーチ

指導員

上田芳裕(元サントリーサンバーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美、川上智一、村田一実(東京事務局)

最終回の今日は女子チームが初参加。まず始めに、先生達と上田コーチが練習前に、チームの状況について共有しました。上田コーチは、先生の指導に沿って、練習を進めます。

オーバーパスの練習では、「パスをした後に、後ろに下がらないで、前にでること。ボールはできるだけ、おでこまで引き付けること。小手先ではなく、大きなバレーをしてみよう!」とアドバイスがありました。生徒達は真剣に上田コーチの話を聞いています。

フェイントが上手くできないという生徒に対しては、「対人レシーブの中に、フェイントを取り入れる。できるだけ相手に取りやすいフェイントを落とし、何度も何度も続けましょう」

早速、みんなで対人にチャレンジ。ジャンプをしてフェイントをするのは難しいけど、対人の中でやるのは、思ったよりやり易い様子。みんなメキメキ上達しました! 

次はサーブレシーブ。「できるだけ低いところでとること。そのために、上目使い。低いところでとると余裕が生まれ、生きたボールになる。さぁ、何度も練習しよう!」只浦コーチがサーブを打ってくれたので、みんな次々練習です。回数を重ねるたびに、コツをつかんで、どんどん、良くなります「いいよ!いいよ!とてもいいよ!その調子!」と上田コーチから声がかかりました。

あっという間に、終わりの時間になりました。今日は最終回ということもあり、上田コーチから皆さんへサイン色紙のプレゼントです。色紙にはおおきく【大志】と書かれています。

「こうなりたい、という大きな志をもつ心の大切さをみんなに伝えたい」という上田コーチから想いが込められていました。

女子チームの皆さん、R君、T君、これからも学校生活元気に頑張ってくださいね。

上田コーチも友情ネットプロジェクトも、高田中バレー部を応援しています!

友情ネットprjブレイザーズオンライン交流会2021

日程

2021年7月3日(土)

参加者

国見町立 県北中学校(女子)、会津美里町立 高田中学校(男女混合)、南相馬市立 鹿島中学校(男子・女子)

指導員

(堺ブレイザーズ)千々木選手、小池選手、鵜野選手、堀江選手

同行者

(堺ブレイザーズ公式応援団長)なおき

今回は大阪の堺ブレイザーズと福島県の3校(4チーム)を結んでのオンラインライブイベントです。

MCは堺ブレイザーズ公式応援団長なおきさん。堺ブレイザーズからは千々木選手、小池選手、鵜野選手、堀江選手の4選手が参加して下さいました。

まずはウォーミングアップとして、中学生チームとブレイザーズの計5チームによるサーブコース点取ゲーム。(左図スライダーのコート図参照)中学生たちが善戦するも、これはさすがプロフェショナル、ブレイザーズが一位で優勝!

場が温まってきたところで、4選手による各校へのリモート指導開始。各校からはあらかじめ、ブレイザーズに教えて欲しい質問内容を伝えてあります。

レシーブの練習方法、スパイクの助走とタイミング、トスの上げ方、ヒットポイントを意識したサーブの打ち方など、選手がそれぞれの課題を担当して練習方法や意識すべき点を伝授します。

たとえばスパイクの打ち方の質問は、鹿島中学校からの質問ですが、他の3校もその質問と回答をそれぞれの中学校で視聴し、同じように練習します。

その練習風景のモニターをブレイザーズの4選手は一心に見つめ、気づいた点をまたフィードバックし、練習の質を高めていきます。

あっと言う間に時間が過ぎ、閉会の挨拶も終えたところでなおきさんとブレイザーズの選手から、福島の中学生達にサプライズで盛大なエールが送られました。

そこで閉会になるところでしたが、なんと福島の各校の中学校達から、声を揃えたエールのお返しが選手の皆さんに向けて送られました。サプライズをサプライズで返され、これにはブレイザーズの選手もびっくり。初のオンラインイベントは、熱いエールの交換の余韻のなか、無事閉幕となりました。

2020年度 友情ネットプロジェクト活動報告会

日程

2021年6月25日(金)

参加者

上部スライダー参照

指導員

斎藤真由美(元パイオニアレッドウィングス)、 櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)、 上田芳裕(元サントリーサンバーズ) 小野章三(元堺ブレイザーズ)、 長谷川 博之(元堺ブレイザーズ)

同行者

上部スライダー参照

友情ネットプロジェクトの一年間の取組みを、会員企業様に発表する活動報告会を、今年はZoomによる初のオンライン形式にて開催しました。


まず筌口実行委員長より、東日本大震災から10年を経て、友情ネットプロジェクトを「復興支援スポーツ団体」から「ふくしま みらいびとづくりサポーター」にコンセプトを昇華させたことなど、これまでの取組みの全容と意義についてのお話がありました。


東京事務局からの20年度活動報告と21年度活動計画に続き、各指導員からは、一年間のオンライン始動から感じたことや手応えを、ライブ中継でそれぞれに振り返っていただきました。5名の指導者の皆さんは、この一年間は、どうしたら遠隔地の子供達にリモート環境でバレーボールの指導ができるか、子供達の反応をリアルの現場のように感じ取ることができるかなど、試行錯誤の連続でしたが、指導員の皆さんにとっても新しい手応えを感じられた一年になったようでした。


会員企業様からは、代表して株式会社シグマットの林社長より、このプロジェクトへの思いと福島の中学生への大変に篤い言葉を頂戴しました。

残念ながら、堺ブレイザーズ新監督の千葉監督からのメッセージや福島の中学生からのお礼の言葉など、動画の音声トラブルでその場では再生できなかった内容もありました。しかし、最後の質疑応答では、何社もの会員企業様から積極的なご質問やプロジェクトへの激励のお言葉をいただきました。


コロナ禍の影響を大きく受けた20年度の8期生ですが、各中学校の先生や保護者の皆さんの理解と協力、指導員と事務局の創意工夫、また会員企業様の支えをもって、子供たちは一年間、明るく積極的にオンライン指導に参加してくれました。コロナ禍でも形を変えて継続できたこのプロジェクトの意義を、改めて噛みしめることができた報告会となりました。

【オンライン学校訪問〈3〉】南相馬市立 鹿島中学校/相馬市立 磯部中学校

日程

2021年6月12日(土)

参加者

西先生、鹿島中バレー部(9名)/ 横山先生、磯部中バレー部(7名)

指導員

斎藤真由美(元パイオニアレッドウィングス)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・村田一実・川上智一(東京事務局)

今日ははじめて1年生が参加です。まずは1年生ひとりづつの自己紹介からスタートしました。

すこしドキドキしながらも、1年生6名が元気に対応してくれました。

ウォーミングアップでは、様々なストレッチやパスの指導。ケガで練習を控えていた磯部中キャプテンHさんが、大きな声で、まっちょさんの指導をみんなに伝えてくれました。みんなは新しいプログラムに、笑顔でチャレンジしていました。

その後は対人レシーブ。16人全員が、1分間一度もボールを落とさないことにチャレンジです!

1年生を含め、全員が1分間一度もボールを落とさないことはとても難しいこと。まっちょさんからは、「心をひとつに、相手を思いやりながらプレーする」ことを大切にとアドバイス。

でも何度やってもなかなか上手くいきません。。。すると、両先生から「できる!できる!!」、「あきらめない!がんばれ!!がんばれ!」と大声援!!そして頑張ること13回目にして、ようやく大成功!みんなが喜びを爆発させて、互いを讃え合いました。

その後のサーブ練習では、前回の振り返りを交えながら「自分なりのルーティンを確立することの大切さ」「トスを高く上げ過ぎず、ゼロポジションでヒットする」など、具体的なポイント指導と実戦練習を行い、さらにアタック練習までやり切りました。

1年生初参加のオンライン指導ということで「1年生はミスをいっぱいして、2・3年生がいっぱいカバーをして下さい」と、まっちょさんから申し渡されて始まった今回。

個のレベルアップとチーム力の向上に必死に向き合う2時間が終わった時、生徒たちの笑顔は練習の最初よりも自信にあふれているように見えました。

【オンライン学校訪問〈1〉】南相馬市立 鹿島中学校(男子)

日程

2021年5月15日(土)

参加者

白井先生、西先生、鹿島中男子中バレー部、井上コーチ(18名)

指導員

長谷川 博之(堺ブレイザーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一(東京事務局)、小色尚子(仙台事務局)

オンライン指導初日。あらかじめLINEでやり取りを行っていた質問の確認からスタートしました。長谷川コーチは、ひとりひとりに対し、名前と顔を確認しながら、丁寧に進めます。子ども達も最初は、少々緊張気味でしたが、コーチの軽妙なトークと分かりやすい説明で、和やかな雰囲気となりました。

キャプテンから質問◆「スパイクの時に、肘が曲がり、打点が下がってしまう、どうしたら上手く打てますか?」→「まずは打つ手の反対側の手を高く上げる。肘は下げない(反対の耳を触るようなイメージで)」【スパイクの実技確認】→「みんな、肘から先に打ちにいっている。肘が下がると打点がさがるので、ミスが多くなる。練習の始まりに、ネットから少し離れたところから相手コートにスパイクを打ち込む練習(高い打点で打つ練習)をとりいれてみてください」と細かくアドバイス。

次は試合が近いということで、サーブカットからの攻撃練習。セッターはトスをアンテナまで伸ばすこと!ラリー中は、6人で一つのプレーを行うのだから、「自分が(ボールを)取ります」の声を出すこと!試合会場はもっともっと声が聞きにくくなるので、できるだけ大きな声で「OK!」「任せろ‼」など、声をかけあうことを確認しました。

そして、最後はパワーポイントを使いながらの座学です。堺ブレイザーズで選手、コーチ、マネージャーを経験したコーチは…「バレーボールは助け合いのスポーツ」。だからこそ、コートの中では声を掛け合い、助け合い、勝っていても負けていてもよいムードを作ってプレーしてほしいというメッセージをみんなに伝えました。

6月の試合に向けて、チーム一丸となって練習に励んでくださいね!応援しています。

【オンライン学校訪問〈3〉】国見町立 県北中学校

日程

2021年5月9日(日)

参加者

今村先生、県北中バレー部(8名)

指導員

櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・村田一実・川上智一(東京事務局) 見学者 事務局2名

コロナ禍を受け、試合や練習が思うようにできていなかった県北中でしたが、元気いっぱい参加してくれました。

ひとりづつ質問タイム◆「左に曲がるサーブを打ちたい!」「無回転サーブを打ちたい」→サーブフォームを確認しそれぞれポイントを指導いただきました◆「レシーブの時に肩に力が入ってしまってしまい、ひざをついてしまう」→まずは基本姿勢の確認。肘をさげずに軽くわきの横へ、肩の力をぬいて構えること!◆「コートに入ると頭が真っ白になってしまう」→バレーボールは予測が大切。相手が何を仕掛けてくるかイメージしてみて!そうすることで自分の次の動きがわかり、気持ちも落ち着くはず。ぜひやってみてね!◆今日もえびコーチは全員の質問にアドバイスをしてくれました

次は先生から◆「スパイクレシーブのフォーメーション指導をお願いしたい」→全員コートに入り、それぞれの守備位置の確認を行いました。選手と選手の真ん中のボールは誰が処理するのか…その時はどんな声をかけるのか…。1ローテーションごとに確認を行います。

◆えびコーチの表情がスクリーンに映し出され、スピーカーを通じて、コートに響きます!

「いいよいいよ!がんばれがんばれ!その調子!!」中学生の皆さんも、大きな声を出しながら、えびコーチに応えます。スパイクレシーブの後は、サーブレシーブのフォーメーションも行いました。

ひさしぶりの練習に、みんな汗をたくさん書いて、笑顔いっぱいの様子でした◆最後は、スクリーンのえびコーチを囲んで記念撮影。今回も充実のオンライン学校訪問となりました。ありがとうございました。

【オンライン学校訪問〈2〉】南相馬市立 鹿島中学校/相馬市立 磯部中学校

日程

2021年4月3日(土)

参加者

西先生、鹿島中バレー部(6名)、保護者(1名) 横山先生、磯部中バレー部(5名)、保護者(2名)

指導員

斎藤真由美(元パイオニアレッドウィングス)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・村田一実・川上智一(東京事務局)

今日は2校の合同練習日。最初は、先日行われた試合の振り返りを行いました

◆「前の大会より、全員出来ることが増えてきた。次に向けての課題も見つかった」◆「新しく2枚ブロックなどに挑戦できた、残念ながら機能できなかったが今後課題をクリアしていきたい」◆「速い攻撃が相手に通用して1点に繋がった!とても嬉しかった」◆「今後はフェイントボールを拾えるようにしたい」等、様々な角度から振り返りがありました

コーチからは、次への課題が明確になったことがとてもよかった、優勝できなかったのは残念だったけど、次への楽しみとして、課題をクリアしていきましょう! 

実技指導は、中学生の皆さんが、事前にLINEで送った質問動画に答えながら、一人一人に個別指導。コーチの指導の前には、必ず、○○さんはどこが課題だと思いますか?と投げかけ、日頃何気なくやっている練習をひとつずつ確認し、見直す機会を作ってくれました。

コーチからは、「自分で自分のプレーをチェックするのも大切ですが、チームメイトとお互いのプレーを確認することはとっても有効ですので、ぜひやってみましょう」とアドバイスがありました。

実技指導の後半は、日本代表の選手や海外の選手たちの練習風景の動画を、いくつも見せていただき、参考になる練習メニューや、楽しみながらできる練習のアイディアなどを説明してくれました。

オンライン指導終了後…中学生の皆さんは早速、動画でみたパスリレーにチャレンジ!たいへん盛り上がっていました♪

その時の様子はコチラ! ↓↓↓

https://fb.watch/4R-WR8Vu4Z/

【オンライン学校訪問〈2〉】国見町立 県北中学校

日程

2021年3月28日(日)

参加者

今村先生、県北中バレー部(8名)

指導員

櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・村田一実・川上智一(東京事務局) 見学者 事務局5名

まずは実践指導。ゲームを行う様子をみながら、レシーブフォーメーションについて、解説。「間に落ちるボールに無反応はダメ、必ず反応する。今日上がらなくても明日には上がるかもしれない、絶対あきらめない。アタッカーに対し、おへそを合わせ、身体を向ける」櫻井コーチのメッセージを受け、今村先生が現場で指導を行うという連携指導を実践した。

質問タイム◆Sさん「二弾トスが遠くに飛ばせない」→「まずレシーバーに対し身体を向ける、ボールの落下地点に入る、上げたい方向に身体を向ける、全ての関節を使って、ボールを飛ばす」◆Rさん「二弾トスは打てるが、ナイストスが打てない(笑)アウトになる」→「力加減を覚える。手首を柔らかく使って、コントロールできるように練習をしてみる」等、全員の質問に対応。

最後にコーチから「初めて試合の映像を見させてもらった時と比べると、すごく良くなっている。自然にコートの中で話し合いができている。誰かがミスしたボールも全員でカバーしようとしている。きっとめちゃくちゃ練習したんだと思う、秘密の特訓でもしたかな?本当によくなっている。素晴らしいです。ますます頑張ってください」と称賛と激励のメッセージ♡

実践指導の後は講話。えびコーチは11歳でオリンピックに行きたいと思い、夢を実現したのは33歳。北京オリンピックの開会式、日の丸をつけて歌った君が代、選手村や食堂の話、バレー以外の友人ができた話、仲間と一緒に戦った試合のこと等、スライドをみせながら説明。子ども達は、目を輝かせながら、メモを取り、熱心に聞いていました。

【オンライン学校訪問〈2〉】会津美里町立 高田中学校

日程

2021年3月6日(土)

参加者

清野先生、高田中バレー部(2名)

指導員

上田芳裕(元サントリーサンバーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美、村田一実(東京事務局)

3年生のH君と1年生T君と清野先生が参加してくださいました。

(T君は脚に痛みがあるとのことで、無理のない範囲の練習を実施)

練習前には、清野先生と上田コーチが、バレー部の現状把握と今年度の方向性について、情報交換。現在、練習に参加していないメンバーへの声掛けの方法や、部活動へのモチベーションの上げ方など、意見交換「ワクワクドキドキの未来を作って行きましょう」と思いをひとつにしました。

H君から【ジャンプサーブのフォームがバラバラになってしまう】→上田「トスが大事。いつも同じところに上げる。自分より少し前に上げて飛び込んで打つ。常に同じポイントで打つ。力で打つのでなく、鞭のようにキレで打つイメージで」とアドバイス。

T君からは【対人レシーブのミートが上手くいかない】→上田「ボールは必ず同じポイントで捉える(利き手の斜め45度くらい)。ボールは手で合わせず、身体を動かして同じ位置で捉えるよう素早く移動する。肘を下げず肩を入れて打つ。大きく打たず小さく打つ。相手に取りやすいボールを打つ。リズムよく続ける。レシーバーは低い姿勢を続けながら、連続レシーブを行うと上達が早くなる」また「壁打ちで、ミート練習をして、上手くいった感覚を身体で覚えること。上手くいくまで何度でもやってみよう」

そして上田コーチからは「プレーをiPadで撮影しLINEで送ってくださいね」と声掛けがありました。ぜひトライしてみてくださいね!がんばれ、高田中バレー部!応援しています!

【オンライン学校訪問〈1〉】南相馬市立 鹿島中学校/相馬市立 磯部中学校

日程

2021年1月23日(土)

参加者

西先生、鹿島中バレー部(6名)、保護者(1名) 横山先生、磯部中バレー部(5名)、保護者(2名)

指導員

斎藤真由美(元パイオニアレッドウィングス)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美(東京事務局)

今年度の鹿島中(部員6名)は、磯部中(部員5名)と合同チームとなり、本プロジェクトに参加してくれることになりました。

斎藤コーチと両校は、昨年末から、LINEを通じて、お互いの自己紹介や、質問や課題などのやり取りを繰り返してきました。そして今日は、待ちに待った、オンライン指導の当日。斎藤コーチと西先生・横山先生はもちろん、バレー部の皆さんも、すでにみんなとっても仲良し!たいへん、和やかな雰囲気でした。

コーチからは、「スポーツにはいくつもの魅力があります。たくさんの方に夢や感動を与えることができるし、ありのままの自分を表現できる舞台…そして、こうしてたくさんの人と繋がりあえることは、その後の人生においてみなさんの宝物です。バレーを通してたくさんの事を学んでほしい」とお話がありました。

質問タイムには◆「私たちは20点過ぎると競り負けてしまう。どうしたらよいですか」→コーチ「まずは自分の心を自分でコントロールすることが重要。『今こそ、自分たちの力を発揮する時がきた』そんな風にとらえてみる。そして日頃の練習では『20対20』からのゲーム練習を行い、苦しいときにどうやったらムードが高まるか…みんなで考えてみることです。

◆「体力をつけるにはどうしたらよいですか」→コーチ「身体づくりはまず栄養のバランス。スポーツ選手は自分の口にいれるものに責任をもってほしい。家族と一緒に、日頃の食べ物を見直すこと。そして睡眠時間をきちんととる。LINEやゲームなど、やりたいことがたくさんあると思うけど、やりたいことと、やらなくてはならないことをきちんと整理をして、生活のリズムを大切にしてね」とアドバイスがありました。

【オンライン学校訪問〈1〉】会津若松市立 第三中学校

日程

2020年12月20日(日)

参加者

菅沼先生、若松三中バレー部(13名)保護者(6名)

指導員

小野章三(元堺ブレイザーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美(東京事務局)

まず始めに、事前ミーティングを実施。菅沼先生から、コロナ禍の学校の様子や子ども達の状況をお聞かせいただき、小野コーチからは、今年のチームの目標の確認を行いました。

この日の午前中は引退セレモニーがあったため、3年生も参加。部員13名と保護者6名が合流し、初のオンライン学校訪問がスタートしました。

小野コーチの自己紹介のあと、事前に伝えてあった質問について、一人ずつが画用紙に書いたものを見せながら発表してくれました(名前・ポジション・バレー歴・好きな言葉・課題・目標・憧れの選手・教えてもらいたいこと)

コーチに教えてもらいたいことは、「自宅でジャンプ力を上げるトレーニング法を教えてほしい」「打点が低くても点数がとれるスパイクのコツ」「安定したサーブの打ち方」「スパイカーが打ちやすいトスを上げる方法」「ひとつひとつの練習メニューをみて改善点を教えてほしい」など、沢山の要望が寄せられました。

小野コーチからは、走ることがトレーニングの基本です。やるかやらないかは、自分次第。身体に負荷をかけながらやるトレーニングは、ペアでやったり、階段を使うなどして、頭をつかいながら工夫しながらやっていくことが重要、と説明がありました。

保護者の方からは「身長を伸ばす方法を教えてほしい」。小野コーチからは「しっかり食べていますか?身長を伸ばすためには、肉・魚・野菜など、しっかり食べることが必要です。コンビニのものを食べているのではなく、お母さんの手作りのものを食べていくことが大切。今から身体づくりをしっかりしてほしい、食べたものは嘘をつかない。ぜひ身体作りからやっていきましょう」とアドバイスがありました。

【オンライン学校訪問〈1〉】会津美里町立 高田中学校

日程

2020年12月19日(土)

参加者

清野先生、高田中バレー部(1名)、OB(2名)

指導員

上田芳裕(元サントリーサンバーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美(東京事務局)

2年生が欠席のため、1年生(T君:セッター)と練習に参加していたOB(大塚さん、鈴木さん)と清野先生が参加してくださいました。

清野先生からは、コロナ禍の学校の様子や日頃の活動状況などをお聞かせいただき、参加者が順番に自己紹介を行いました。

現在、高田中は、バレー部員が4名。近隣の学校との合同チームの編成が叶わず、公式戦には出場できない状況。そんな中、隣接する大沼高校の練習に参加させてもらうなどしているとのこと。

上田コーチからは「[バレーボールをする]というのは[試合にでる]ということではなく、スパイクを打ったり、レシーブをしたり、ボールを繋ぎ合うとうこと」「少人数で練習することは決して辛いことではなく、それによってできる練習もある。ひとりでできること!2人、3人いればできること。できないことを思うより、できることを考える。来年1年生が入ってきたらすぐにチームが作れるように準備をしていこう」

T君は、トスの上げ方や練習方法、指の使い方や、目の動かし方など、アドバイスを受けたことを、一生懸命、ノートに記入していました。

「先生も先輩も来てくれて、こんなに有り難いことはない。皆が手伝ってくれることは、決して当たり前ではない。当たり前の反対は[感謝]です。高い志と感謝の気持ちがあれば、人はかならず成長する。福島ナンバー1のセッターを目指してがんばろう」と、上田コーチが伝えると、T君の目はキラキラと輝き、練習への熱い想いをたぎらせていました。

【オンライン学校訪問〈1〉】国見町立 県北中学校

日程

2020年12月19日(土)

参加者

今村先生 / 県北中バレー部(8名)

指導員

櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美(東京事務局)

まず始めに、今村先生と櫻井コーチの事前ミーティング。

今村先生からは、コロナ禍の学校の様子や子ども達の状況をお聞かせいただき、櫻井コーチからは、子ども達と交流するにあたり、気を付けることや今年のチームの目標などの確認を行いました。

続いて、部員8名と保護者4名が合流。初のオンライン学校訪問がスタートしました。

櫻井コーチからは「私は小学校5年生からバレーを始めました。すぐにめちゃくちゃ好きになりました。選手を引退した今も、バレーに関わる仕事をしています。こうやって皆と縁があって出会えたのは何か理由があると思う。オンラインを通じてしっかり繋がりあって、私もみんなと一緒に成長していきたいと思っています。一緒にがんばろうね」

中学生の皆さんからは、バレーの技術目標と、人としての成長目標を発表。「レシーブをいつでもセッターに返せるようになりたい」「人間としてチームをまとめられるようになりたい」「バレーを通して自分に自信をつけて積極的に行動できるようになりたい」等。思い思いの目標をシェアしてくれました。

最後はコーチへの質問タイム「助走の距離はどのくらいが理想?」「集中すると声がでなくなるのはどうしたら良い?」「バックトスの上げ方は?」。ひとりひとりに、丁寧なアドバイスがされました。

次回のオンライン学校訪問まではLINEでのやり取りです。それぞれの課題を解決するためにも、一日一日がんばりましょうね!!

過去の活動報告