今期の活動報告

【学校訪問】いわき市小名浜第一中学校

日程

2023年3月26日(日)

参加者

小名浜第一中男子バレー部(12名)・女子バレー部(7名)・鈴木先生

指導員

櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)・亀井美子(現上尾メディックス)

同行者

会員企業/共栄㈱、㈱メタルワン、日鉄鋼板㈱ 同行者/稲葉事務局長、藤野美緒、吉野睦美(事務局)

櫻井コーチの明るい声で練習はスタート。ますはみんなで、ご挨拶からスタートしました。「今日のこの時間を大切にしましょう。私のことはえびコーチと呼んでください!わからない事、聞きたいことがあったら、何でも聞いてくださいね」、えびコーチはひとりひとりの目を見つめながら声をかけました。

まずは基礎練習。生徒からの質問にも、えびコーチはひとつひとつ丁寧に説明し、その後にボール練習を行います。出来ていないときは、もう一度集まって説明を聞いてから、もう一度練習です。何度も何度も、納得がいくまで繰り返し練習が続きました。みんな真剣なまなざしです。

ブロック練習「隣の人と声を掛け合いタイミングを合わせる練習をしましょう」コートの両面で一列になってステップ練習です。えびコーチも一緒に、「いち、にい、さん!」声を出しながらジャンプするのは難しい様子。「いいよいいよ!がんばれがんばれ!その調子!!」中学生の皆さんも、一生懸命えびコーチに応えます。

後半は講話です。えびコーチは11歳でオリンピックに行きたいと思い、夢を実現したのは33歳。北京オリンピックの開会式、日の丸をつけて歌った君が代、選手村や食堂の話、バレー以外の友人ができた話など聞かせてくれました。

そして最後に、言葉の大切さ「言霊」についてお話がありました。「自分の口から出たことが現実になります。だからこそ、自分が発する言葉を大切にしてほしい」そして「皆さんは自分が好きですか」。コートの中で仲間を大切にしたり、思いやりの心を持つには、まずは【自分を大切にすること】。それができないと仲間にもできない。まずは自分へ「気遣い・応援・尊敬」の気持ちをもつことで、仲間にも同じようにふるまうことができますよ。生徒達は、目を輝かせながら、メモを取り、熱心に聞いていました。

【学校訪問】白河市立第二中学校

日程

2023年3月18日(土)

参加者

白河第二中男子バレー部10名、  小針先生 白河中央中男子バレー部19名、  関根先生 矢吹中男子バレー部12名、大髙先生

指導員

小野章三(元堺ブレイザーズ)

同行者

事務局/上石・藤野

コロナ禍でリモート指導が続いていた中、リアル実技指導は3年ぶり(2年ぶり?)の開催となりました。

白河市立第二中学校の訪問指導では、近隣の2校も参加し3校合同の開催でした。
先生方から是非とも小野コーチにゲームを見ていただき、各チームにアドバイスをしていただきたいとのご要望がありお答えしました。

小野コーチはゲームを見て、各校の子供達一人一人に目を向け、各校に合った指導を顧問の先生方にお伝えし、子供達と共有して、2時間の指導の中でチームがどんどん成長していく様子が目に見えて分かりました。

サーブの8秒間を感じるため、目を閉じ8秒を数えてその長さを体感。その時間の大切さを考えました。サーブに集中しているか、戦略的に狙ってサーブを打つのか、考えているところにサーブが打てるのか、サーブは誰にも邪魔されない攻撃だよ!と各校の子供達に同じく伝え、その大切さを各校の子供達はしっかりと感じ、実践していました。

【学校訪問・講演会】二本松市立小浜中学校

日程

2023年3月17日(金)

参加者

小浜中学校(全校生徒77名)

指導員

秋本真吾(元陸上競技選手・現いわきFCスプリントコーチ)

同行者

藤野美緒、吉野睦美(事務局)

二本松市立小浜中学校を元陸上選手の秋本真吾さんが訪問しました。

小浜中はプロジェクト発足当時、小野章三コーチが女子バレーボール部を訪問指導。そして今年からはじまった「講演会」で、またこうして10年ぶりに指導に入らせていただくことになりました。

秋本さんは福島県大熊町出身。2012年まで400mハードルのプロ陸上選手として、オリンピック強化指定選手に選出され、アジア最高記録や日本最高記録を樹立しながらも、自分自身の目標に届かず、選手を引退。その後も『走る事にかかわる仕事につきたい』と、夢を追い続けた結果、プロ野球チームやプロサッカーチームから、指導者として要請をうけることになり、それまでにはなかった「スプリントコーチ」という新しい仕事のあり方を確立するに至った約10年間にわたる苦労や葛藤、ご自身の努力や心の変化について語ってくれました。

「私は、夢というのは簡単には叶わないと思っています。『努力する・頑張る・続ける・諦めない』。それはすべて必要なこと。どんな時も自分の気持ちに負けない心を持ち続けた人だけが、夢を叶えることができる・・・そう思っています。そして、ふりかかる困難を乗り越えることで、『結果』がついてくる。すると周囲の見る目も変わってきました」秋本さんが、様々な事例やエピソードをもとに、ご自身の体験を語ってくれると、生徒の皆さんは真剣な表情で聞き入っていました。

講演会終了後には、グランドにでて走り方の指導を実施。走る時の姿勢や重心、目線や意識など。速く走るためのポイントを指導してくださると、生徒の皆さんは見る見るうちに足の運びが軽快になり、走るたびに笑顔が溢れていました。

今回は新しい取り込みということもあり、会員企業の方々が、講演会の様子を見に来てくださり、校長先生ともお話しをしてくださいました。関係者の皆さま、ありがとうございました。

【学校訪問】棚倉町立棚倉中学校

日程

2023年2月26日(日)

参加者

棚倉中女子バレー部10名、柴崎先生・遠藤先生 男子バレー部14名、佐藤先生

指導員

上田芳裕(元サントリーサンバーズ)

同行者

事務局/小色・藤野

アンダーパスやオーバーパスの練習で、上田コーチから「丁寧に丁寧を意識すると、ボールの質が変わり、良いパスができる」とアドバイスを受けました。子供達が意識してパスを始めた途端に、今までと違った質の良いパスができていました。

子供達からは、『足の使い方を意識して、相手に良いボールを返球しようと考え、丁寧にプレーしたら、今までと違った良いパスができた』と実感した声を聞くことができました。

真っすぐ素直な気持ちで話を聞き、理解し実践して、上田コーチが仰った「今までの自分を越えていく練習」がしっかりできていました。

上田コーチに積極的に質問している姿や、友達のナイスプレーをに褒めたり喜んだりする姿がとても印象的でした。
 
後日顧問の先生から送って頂いた感想に、1つ1つを丁寧に完璧に! 自分を振り返り今より上の自分を目指す! 考えて行動することが次に繋がる! 気持ちを伝えあうことが大事! など、上田コーチの言葉をしっかりと受け止め日々の練習を頑張っている様子をご報告いただきました。

【学校訪問・講演会】只見町立只見中学校

日程

2023年1月16日(月)

参加者

只見中学校(全校生徒98名)

指導員

秋本真吾(元陸上競技選手・現いわきFCスプリントコーチ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美(東京事務局)

第1回目の講演会は、只見町立只見中学校を元陸上選手の秋本真吾さんがご訪問。

福島県大熊町出身の秋本さん。2012年まで400mハードルのプロ陸上選手として、オリンピック強化指定選手に選出され、アジア最高記録や日本最高記録を樹立しながらも、自分自身の目標に届かず、選手を引退。その後も『走る事にかかわる仕事につきたい』と、夢を追い続けた結果、プロ野球チームやプロサッカーチームから、指導者として要請をうけることになり、それまでにはなかった「スプリントコーチ」という新しい仕事のあり方を確立するに至った。その約10年間にわたる苦労や葛藤、ご自身の努力や心の変化について語ってくれました。

私は、夢は簡単には叶わないと思っています。「努力する・頑張る・続ける・諦めない」。それはすべて必要なこと…自分の気持ちに負けない心を持ち続けた人だけが、夢を叶えることができる。夢をかなえるまでは、様々な場面でいろいろな事を言われました。その時は落ち込みましたが、でも(そんな事に)負けない気持ちがあったから乗り越えることができました。困難を乗り越えることで、『結果』がついてきました。すると周囲も変わってきました。

只見中学校の皆さんは、真剣な表情で、秋本さんの話に聞き入っていました。

講演会終了後には、体育館で、ハードル走のパフォーマンスを披露。生徒さんの目の前を、すごいスピードで走り抜ける秋本さんをみて、会場はどよめきと拍手に包まれました。

友情ネットプロジェクト名取イベント2022 実施報告書

日程

2022年12月11日(日)

参加者

◎名取市立増田中学校(男子チーム・女子チーム)◎名取市立第一中学校(男子チーム・女子チーム) ◎名取市立みどり台中学校(男子チーム・女子チーム)◎名取市立第二中学校(女子チーム)◎名取市立閖上小中学校(女子チーム)

指導員

◎櫻井由香(元 デンソーエアリービーズ所属)◎落合 真理(元久光製薬 スプリングス所属) ◎齋藤信治(元東レアローズ所属)◎小野 章三(元堺ブレイザーズ所属)◎落合一貴(元東レアローズ所属)◎奥田 晃 (元 東京ヴェルディ所属)

同行者

右記参照

参加者数:166名 宮城県名取市 5校8チーム 生徒名118名 顧問9名

場所:名取市立増田中学校、名取市立第一中学校、名取市立みどり台中学校、名取市立第二中学校(名取市立閖上小中学校合同開催)

主催:友情ネットプロジェクト

後援:福島県、福島県教育委員会、福島県体育協会

イベント後援:名取市教育委員会、河北新報社

当日の主なスケジュール:

 13:15-13:40 開会式

・上原実行委員長挨拶

・来賓代表ご挨拶/名取市教育長 瀧澤 信雄 様

・各校自己紹介

 13:40-15:15 クリニック

 15:15-16:00 学校対抗サーブゲーム 

 16:00-16:20 閉会式 

・サーブゲーム結果発表

・プレゼント贈呈(農業生産法人マキシマファームより)

・会員企業代表ご挨拶/(株)シグマット 代表取締役社長 林 秀敏 様

来賓:5名

・名取市長 山田 司郎 様

・名取市教育委員会 教育長 瀧澤 信雄 様

・名取市教育委員会 理事兼学校教育課長事務取扱 黒川 長寛 様

・名取市教育委員会 学校教育課 指導主事 森下 博史 様

・名取市立閖上小中学校 校長 八森 伸 様

会員企業・新聞社:6社7名

シグマット、住友商事東北、日鉄建材、日鉄鋼鈑、鉄鋼新聞社、産業新聞社

事務局・大学生スタッフ:21名

〈イベントの様子〉

今回は、初の試みとなる「対面」と「リモート」を融合したハイブリット形式で開催しました。

名取市より、増田中学校、第一中学校、みどり台中学校、第二中学校、閖上小中学校の5校8チームが参加、4拠点(第二中・閖上小中は合同開催)を結び、交流を深めました。

開会式では、瀧澤教育長より生徒の皆さんへ温かなエールをいただき、いよいよイベントがスタートです。

まずは、各校に分かれてのクリニック指導です。各校から事前にいただいたお悩みに指導員が答えていく形で指導が進められました。生徒の皆さんは真剣な眼差しで臨んでいました。

次は学校対抗のサーブゲームです。各校、励まし合い、喜び合い、会場は大盛り上がり。優勝賞品をかけて白熱した戦いが繰り広げられました。見事優勝の第一中学校、準優勝のみどり台中学校へは、協力チームである堺ブレイザーズより「BLAZERSボールペン」が贈呈されました。

閉会式では、参加賞として東北岡谷鋼機(株)より、農業生産法人マキシマファームのトマトのプレゼントがありました。

最後は、長年会員企業としてご支援をいただいている(株)シグマット林社長より心温まるお言葉をいただき、盛会に終了しました。

【オンライン学校訪問】会津美里町立高田中学校

日程

2022年8月21日(日)

参加者

高田中バレー部(8名)、川島先生、只浦コーチ

指導員

鈴木裕子(元デンソーエアリービーズ)、高橋啓吾(学生アシスタント)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局)

ウォーミングアップは二人組でボールゲームからスタートです。ふたりの間にボールをおいて、ジャンケンをして勝った人は右。負けた人は左…次は逆。頭と体を両方使う簡単そうでちょっと難しい楽しいゲームが続きます。すっかり緊張もほぐれてみんな元気いっぱいです。

◆サーブレシーブ。練習をみたコーチから質問「みんなの掛け声、「いーち・にー・さん」は何をする掛け声ですか?」・・・みんな顔を見合わせながら小さな声で…「いち」はボールがたれたとき。「に」は、動いてボールの下にいく時。「さん」でレシーブする時。「そうだよね!それが約束だよね。さあ本当に出来ているかな?」いつも何気なくなっていることを改めて確認です。みんな真剣なまなざしです。

◆返球はセッターが打ちやすいボールを上げるためには身体の向きが大切。レシーバーは、セッターがトスを上げやすいように、面をセッターに向けること。そのお互いの信頼関係が、丁寧なプレーに繋がっていくこと。それぞれの役割をまっとうするためには、声をだすことと準備が大事。レシーブもトスもスパイクも、自分がボールを触らない人こそ声を出す(誰に触ってほしいか)…コーチからは細かい指導が伝えられます。

◆次はサーブ。練習風景をみたコーチから、限られた時間の中で一本でも多く打てるように、スタートを早くして数を打つこと。そして狙ったところにうてるように身体の向きとトスの上げ方を指導。アドバイスを聞いて合うものも合わないものをあると思う。まずはやってみること。そこから自分がやりやすいものを選択してほしい。試合でいいサーブがうてるかどうかは日々の意識が大切。コーチは、身を乗り出して、みんなの様子を見守っています。

◆最後は座学。何事も「楽しいか」「楽しくないか」は自分次第。結果でなく過程を大事にしてほしい。例えば、スパイクの練習…どういう意識でのぞむのか。一本一本どういう打ち方で打っていくのか。自分で考えながらやってみる。例えば、試合の時にいいサーブを打つためには、狙い方は?トスの高さは?ボールの触り方は?など、イメージしながらやってみることが大切。失敗を恐れずいろんな事にチャレンジしてみる。自分で自分の首を絞めるのではなく、自分で自分を応援できる人になる。そうすれば、仲間のことも応援できる人になります」コーチから生徒の皆さんへ温かく優しいメッセージが伝えられました。

【オンライン学校訪問】南相馬市立鹿島中学校・相馬市立磯部中学校

日程

2022年8月17日(水)

参加者

鹿島中・磯部中バレー部(13名)、西かなえ先生

指導員

鈴木裕子(元デンソーエアリービーズ)、高橋啓吾(学生アシスタント)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局)

最初に、鈴木コーチより「できるだけボールに触る機会を増やすこと、できなくてもチャレンジしてみることが大切!」とお話しがありました。

◆まずはサーブ。練習風景をみたコーチから、限られた時間の中で一本でも多く打てるように、スタートを早くして数を打つこと。そして狙ったところに打てるように身体の向きとトスの上げ方を指導。アドバイスを聞いて合うものも合わないものをあると思う。まずはやってみること。そこから自分がやりやすいものを選択してほしい。新しい事にチャレンジしてみて、打ち辛かったり、上手く打てなかったりするのは悪いことではない。新しい事にチャレンジすることが重要。さぁ頑張ってやってみましょう!

◆次はサーブレシーブ。ボールの落下地点にいくとき、(ボールに)手で合わせに行くのではなく、お腹で合わせる。返球はとにかくセッターを狙う。手を下げない。腕ではなく肩の後ろの肩甲骨を意識する。コーチはひとつひとつ丁寧に説明し、その後にボール練習を行います。出来ていないときは、もう一度画面の前に集まって説明を聞いてから、もう一度、ボール練習です。何度も何度も、納得がいくまで繰り返し練習が続きました。みんな真剣なまなざしです。

◆次はコンビ練習。セッターは身体の向きが大切。ボールの下に入った時に身体が上げたい方向に向いていること。そのためにも足の向きが大事。助走の時に、頭を上下させないこと。上下しない方が早くボールの下に入れるからやってみて。みんなは準備が遅い!何事も準備が大事。スパイクもトスもレシーブも…鈴木コーチから次々と細かい指導が伝えられます! 

◆最後は個別の質問にタイム「強打を打てるようになるには」→助走のスピードと打点を意識する。「ジャンプ力をつけるには?」→うでの力を使ってジャンプする。「アタックがアウトになるのは」→ミートは悪くないので、ジャンプの時の脚を意識する。「キャプテンとしてチームの雰囲気が悪い時の声のかけ方は」→ミスをした時も暗くならず明るい声かけを意識する。次は上げるよ。自分がミスした時にかけてもらったら嬉しい言葉をかけてあげて。

鹿島中・磯部中の皆さんは、鈴木コーチの目を真っすぐに見つめながら、真剣に話をきいていました。

【オンライン学校訪問】会津若松市立第三中学校

日程

2022年8月6日(土)

参加者

若松三中バレー部

指導員

上田芳裕(元サントリーサンバーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局)

上田コーチから「聞きたいことがあったらその場でどんどん質問しながら進めましょう」と、挨拶がありました。

◆最初はオーバーパスの練習「3本の指に力を入れて2本は添える。一度やってみたことを安易にやめないで続けてみる。手を(下に)下ろさずパスをすること。そうすると力が抜けてきれいなパスになる、さぁよいイメージを膨らませながらやってみよう!」。上田コーチの説明を聞いて、真鍋先生が実技見本を見せながら進めていきます。

◆サーブ練習で一番大事なのはトス。みんなの練習をみて、一旦集合。「サーブの練習というのはひとりでやるから簡単に感じてしまうけど、1本のスパイクと同じです。もっともっと丁寧に。1本目は『人生で一番よいサーブを打つ』そして2本目は『さっきよりもっとよいサーブを打つ』その意識をもって練習をすることが大切。教えられたから上手くなるのではなく、毎日上手くなったなと思いながらやってみましょう。さぁもう一度!」

◆休憩後はスパイク「まずは高く飛ぶこと。そのためには、助走に勢いをつけて高さのあるジャンプに変える。これを決めたら「勝つ」という心のこもったスパイクを打ってください」と声がかかります。みんなそれぞれに力のこもったスパイクを打ち続けました。上田コーチは「いーね!いーね!めちゃくちゃいいね!!その調子を覚えておいて」上田コーチの掛け声にみんなの目が輝き、集中力がぐんと高まります

◆後半は座学です。コーチからは「自分がどうしたいか。自分がこうしようと思うことが大切。スパイクを打つときは、早いボールがほしい、とか、高いボールがほしい、とか、そういうことをセッターに伝える。言われことをやるのではなく。自分でなりたい方向に、自分をもっていくこと。意識が無意識でできるようになるくらい練習する。自分で自分を励ますことができるようになったら、仲間も励ますことができるよ。辛いこともたくさんある。でもみんなと一緒にやるときめたら、それをやり続ける。目標は高ければ高いほど、学ばなければならないことや、経験すべきことが増える。自分で乗り越える壁の高さは、自分自身で決めるだけ」上田コーチの熱心な指導を、みんなが真剣に聞いていました。

【オンライン学校訪問】鮫川村立鮫川中学校

日程

2022年7月17日(日)

参加者

鮫川中バレー部(男子10名・女子8名)

指導員

小野章三(元新日鉄ブレイザーズ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)・吉野睦美(東京事務局)

◆最初に小野コーチからは、チームワークとは【役割を全うする】ということ。キャプテンはキャプテンとして、エースはエースとして、リベロはリベロとして、それぞれの役割を全うできるよう、今日の練習に取り組んで組んでくださいと話がありました

◆サーブ練習はフォームの確認から。サーブはひとりで練習できる唯一のもの。サーブは最大の攻撃。笛が鳴って10秒以内に1点が取れる。こんな楽な1点はないし、これ以上の攻撃はない。相手コートを6マスに分けて、どこにでも狙えるような選手になってほしい。

◆オーバーとアンダーのパスの練習。コーチから「基礎練習の大切さ」について説明。生徒の皆さんの顔つきが変わりました。 「基礎というしっかりとした型があって、その先に技術があります。腕や足の使い方、ボールの捉え方、全ての基礎をしっかりやろう」と指導がありました。

◆スパイクは、ストレート・クロス・インナーの3か所にきちんと打ちこめるように、練習する。大事なことは自分が思ったところにボールがいくどうか、自分が思ったように身体を動かせるかどうか。真剣にかつ明るさをもってコーチの言葉に応える子供たちがとても印象的でした。

◆後半は座学。バレーを通じて人として学んで欲しいこと、また「勝つためにどうするかチームで考えて話し合おう」とチームワークの大切さを話しました。バレーボールは「夢をもつ」「目標をもつ」「自分を信じること」そんなことを心がけながらやってほしい。大切なことはすべて日常生活の中にある。小野コーチの話を鮫川中のみなさんが一生懸命メモをとりながら、真剣に聞いていました。

◆オンラインでの指導となりましたが、熱心に参加していただきありがとうございました。友情ネットプロジェクトは鮫川中バレー部を応援しています!がんばれ!鮫川中バレー部!!

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