今期の活動報告

【バレー部訪問】福島市立吾妻中学校

日程

2024年9月21日(土)

参加者

吾妻中女子バレー部(13名)、難波先生 吾妻中男子バレー部(14名)、川口先生

指導員

大友 愛(元NECレッドロケッツ)

同行者

藤野(事務局)/半澤(サポート)

 練習に入る前に、大友愛コーチがロンドンオリンピックでとった銅メダルを見せて下さいました。手に取って見ていいよと仰ってくださって、子供達や先生方そして保護者の皆さんも銅メダルに触れさせていただきました。

 日頃の練習から試合を意識して取り組んで欲しい。流れ作業のような対面練習ではなく、気持ちを込めてレシーブをして欲しい。強く打つことで相手の練習にもなるのでしっかりと強いボールを打って欲しいとアドバイスがありました。

 ブロック練習では、最後の一歩の力の入れ方や足の運び方を教えていただきました。

 スパイク練習でも、最後の一歩にエネルギーをためて素早く跳ぶと、ボールにパワーを伝えるのが上手になりました。また、トスの長さに合わせて最後の一歩で合わせることを教えていただきました。トスが短ければ一歩寄ればいいし、トスが長ければ最後の一歩を待てばいいとの指導に、納得と感動の表情を浮かべていました。

 6人がコートに入った時、1人がレシーブの位置を移動したら、他のメンバーも動いて合わせなければならないことや、ボールが上がっている間に沢山喋ることが大事、アタッカーはセッターに積極的に声掛けをして欲しいとのアドバイスもありました。

 セッターに対しては、気持ちを込めてトスを上げることや、トスを上げたら直ぐに動いてフォローにはいることも大事だよとアドバイスもありました。

 実技指導後の講話では、愛コーチの経験談を聞いて、生徒の皆さんから出た沢山の質問に愛コーチがアドバイスをくださいました。「試合でコートに入る時、緊張してしまうのですがどうしたら良いですか?」との質問に、「試合前から心の準備をしてリラックスして過ごす。良いイメージを持って過ごす。自分を信じることが大事。そんな風に心の準備をしてサイドラインを越えてみたらどうかな。」と心にひびく素敵なアドバイスをいただきました。

【バレー部訪問】福島市立松陵中学校

日程

2024年6月22日(土)

参加者

松陵中女子バレー部(17名)、川村先生

指導員

上田芳裕(元サントリーサンバーズ)

同行者

渡部、上石、藤野(事務局)/半澤(サポート)

 上田コーチの指導は、パス、レシーブ、サーブ、スパイクのポイントをひとつひとつ丁寧に分かりやすい言葉で伝えてくださいます。この日の指導でも、松陵中学校女子バレー部の一人一人の動きを見て、的確にアドバイスしてくださいました。

 オーバーパスの練習では、どうしても上手なパスが上がらず、本人も仲間もどうしたら良いか悩んでいたことを知り、「オーバーパスはボールが落ちてくるまで我慢して待つんだよ」とアドバイスがありました。『我慢して待つ』ことを意識してみると上手にボールが上がりました。

 アンダーパスの練習では、どうしても腕を振ってしまう様子を見つけ、どんなふうに体を動かせば良いかアドバイスがあり、なかなか上手にいかない様子でしたが、何度も繰り返すうちに腕を振らないレシーブができ、全員で凄い!凄い!と喜びを共有していました。

 サーブ練習では、上田コーチから「1本1本を丁寧に打つ」、「どこに打つのかを狙ってから打つ」、「安定したトスを意識する」、「打つ前にしっかりと準備をする」ことなどが伝えられると、打つ前の表情やサーブが入る確率が上がりました。意識することの大切さにも気付きがあったようです。

 スパイク練習では、練習に入る前に「今までで一番高く跳んで、今までで一番良いスパイクを打つ!!という気持ちで頑張ろう」と声掛けがありました。上田コーチの言葉をきちんと理解して、スパイクの1本1本を助走から意識して練習に取り組みました。今までのスパイクよりも上手に打てたと感動している様子を見ることがきました。

 実技指導後の講話の時間には、日々の気付きを大切にして欲しいことや、家族・友達・先生が皆さんの為に力を貸してくれることは、あたり前ではないことなので「感謝」の気持ちを大切にして欲しいと伝えられました。また、夢を持つことは頑張る原動力になるので、是非大きな夢をもってチャレンジして欲しいということを上田コーチの夢とともに教えてくださいました。

【学校訪問・講演会】いわき市立三和中学校

日程

2024年6月3日(月)

参加者

三和中学校全校生徒(48名)、 教職員

指導員

秋本真吾(元陸上選手)

同行者

藤野(事務局)/半澤(サポート)

 校長先生から秋本さんをご紹介いただいた中で、「私は常日頃から皆さんに『本物にふれる』ことが大切と伝えていますね。今日は1分1秒も無駄にすることがないように秋本さんの講演をしっかりと聞いて下さい」というお話がありました。

テーマは『夢の叶え方』。

「どうやったら夢を叶えられると思いますか??」と秋本さんからの問いかけに生徒の皆さんから沢山回答があり「そう!努力する・頑張る・諦めない!みんなちゃんと知っているね」と秋本さん。「じゃあ夢を持っている人?」との問いかけには全校生のうち半数くらいの手があがりました。そして「今日は夢の叶え方という話をするために三和中へきていますが、実は僕はオリンピックに出る!!という夢を叶えられていない人でした。」という秋本さんの言葉に生徒の皆さんは引き込まれていきました。

 努力すること→結果を出さないといけない。中学生の君達が考えてしまうのは、負けるのが怖い…できない自分を見られたくない…失敗したくない…と思うかもしれない。でも、無理…できない…とやる前から考えて怖くなるよりも、行動があっての結果だから、行動に意識を向けて欲しい『成功も失敗もその一瞬だけ』『結果を気にするな、行動を気にしろ』というお話がありました。夢は途中で変わってもいい!!自分の行動を考えられる、価値のある人になって欲しいという秋本さんの願いです。

後日届いた生徒の皆さんからの感想には「普段の部活動に取り組む時の気持ち」「大会前のトレーニング方法」「当日どんな気持ちでコートに立つか」が分かりました。「自分の人生の見方が変わりました」「将来自分が大人になった時のためにずっと覚えておきたい」「今後の自分の未来について深く考えることができた」など、秋本さんの言葉が心に響いたことが分かる感想を沢山いただきました。

過去の活動報告