今期の活動報告
【学校訪問・講演会】会津美里町立高田中学校
日程 | 2024年10月31日(木) |
---|---|
参加者 | 高田中全校生徒(194名)、教職員 |
指導員 | 落合真理(元久光製薬スプリングス) |
同行者 | 上石、藤野(事務局)/半澤(サポート) |
今回の講演会は、高田中学校PTA文化教養委員会との共催で開催されました。
校長先生と文化教養委員長さんから、友情ネットプロジェクトの紹介と、貴重な機会なので、落合さんのお話をしっかりと聞いて、自分の夢や将来について考える機会にしてくださいとお話がありました。
落合さんの講演は「今、自分の夢を持っている人は居ますか?」の問いかけからスタートしました。生徒さんが挙手して発表してくださいました。
そして、夢を叶えるために大切にしている「3C」を教えてくださいました。
- 「チャレンジ・challenge(挑戦!)」
- 「チェンジ・change(変わる!)」
- 「チャンス・chance(チャンス・成功!)」
先ずは『チャレンジすることが大事で、チャレンジしないと何も始まらない』と思うことや、『もしも途中で悩んだときは、誰かに相談するという勇気を持って欲しい、それもチャレンジ』だと思うことを伝えてくださいました。
最後に決断するのは自分だけど、自分は一人じゃない、家族や先生方にアドバイスを貰ったり、友達に相談したりできることを忘れないで欲しいと伝えられました。
講演の最後にもう一度、「今、自分の夢を持っている人」の問いかけがあり、沢山の生徒さんが発表してくださいました。「○○になりたいです!」との答えに『じゃあそのためには自分は何を努力しますか?』と一歩先の質問に、「あ!そうか!そこが大事なんだ!」と気づいてくれた生徒の皆さんの表情がとても印象的でした。
講演会終了後、少しの時間でしたがバレー部を訪問しました。日頃から技術面や精神面で悩んでいたことを落合さんに聞いて、直接指導やアドバイスを受けた生徒の皆さんは、沢山の気付きをいただいたようでした。
【バレー部訪問】二本松市立第三中学校
日程 | 2024年11月16日(土) |
---|---|
参加者 | 二本松第三中バレー部(12名)、阿部先生 |
指導員 | 櫻井由香(元デンソーエアリービーズ) |
同行者 | 渡部、藤野、小色(事務局) |
■はじめに櫻井コーチより「隣の人の良いところを紹介ください」と、チームメイトの他己紹介をしてもらいました。「人が気づかない小さなことに気が付いて気遣いが出来る優しい人」「みんなの気持ちが落ちている時に声をかけて元気にしてくれる人」など、直ぐに紹介をしてくれ、いつも仲間の良いところを見ていることが分かりました。また、試合前に行う掛け声を披露してくれました。櫻井コーチも輪に入って掛け声を一緒に行い、明るく楽しい雰囲気でスタートしました。
■ボールゲーム取りゲームでは、3人ずつ4チームに分かれて、1人ずつそれぞれのチームからボールを奪い取り、より多くのボールを得るゲームをしました。メンバーの順番を変えたりと色々な作戦を立て、チームで考えること、工夫することの大切さを体験してもらいました。
■皆さんの一番の課題だというレシーブに対しては、「色んな事ができた方が、色んなボールに対して対応できる」と、オーバーレシーブ、正面レシーブ、横で取るレシーブなど、さまざまなスタイルのレシーブを指導しました。アゴを上にあげず下にすること、目線の置き方、顔を動かさないこと、足先、手や腕の使い方、ボールを最後まで見ることなど、リベロの櫻井コーチならではの指導に、真剣に食らいついていました。「基本は大切ですが、自分が一番うまくできる自分のフォームを見つけてください。そして、体が覚えるくらいまで練習を頑張ってください。それが自信にも繋がりますよ」と櫻井コーチからメッセージがありました。
■実技指導後の講話では、櫻井コーチは「言霊」の大切さを伝えてくれました。自身の実体験から、自分から発する言葉の通りに現実化するので、どんな言葉を使うかで明日が変わること。また、自分に何倍にもなって返ってくるので言葉を大切にして欲しいというお話をしていただきました。講話後はたくさんの質問があり、ストレッチの方法、家で出来るトレーニング、試合中に落ち込んだ時の解消法、食生活やサプリのことなど、ひとつひとつ丁寧に答えてくれた櫻井コーチ。二本松三中のバレー部のみなさんの人の目をしっかりと見て、真剣に耳を傾ける姿、そして、自分の意見をしっかりと伝えることができる姿がとても印象的でした。
【バレー部訪問】福島市立吾妻中学校
日程 | 2024年9月21日(土) |
---|---|
参加者 | 吾妻中女子バレー部(13名)、難波先生 吾妻中男子バレー部(14名)、川口先生 |
指導員 | 大友 愛(元NECレッドロケッツ) |
同行者 | 藤野(事務局)/半澤(サポート) |
練習に入る前に、大友愛コーチがロンドンオリンピックでとった銅メダルを見せて下さいました。手に取って見ていいよと仰ってくださって、子供達や先生方そして保護者の皆さんも銅メダルに触れさせていただきました。
日頃の練習から試合を意識して取り組んで欲しい。流れ作業のような対面練習ではなく、気持ちを込めてレシーブをして欲しい。強く打つことで相手の練習にもなるのでしっかりと強いボールを打って欲しいとアドバイスがありました。
ブロック練習では、最後の一歩の力の入れ方や足の運び方を教えていただきました。
スパイク練習でも、最後の一歩にエネルギーをためて素早く跳ぶと、ボールにパワーを伝えるのが上手になりました。また、トスの長さに合わせて最後の一歩で合わせることを教えていただきました。トスが短ければ一歩寄ればいいし、トスが長ければ最後の一歩を待てばいいとの指導に、納得と感動の表情を浮かべていました。
6人がコートに入った時、1人がレシーブの位置を移動したら、他のメンバーも動いて合わせなければならないことや、ボールが上がっている間に沢山喋ることが大事、アタッカーはセッターに積極的に声掛けをして欲しいとのアドバイスもありました。
セッターに対しては、気持ちを込めてトスを上げることや、トスを上げたら直ぐに動いてフォローにはいることも大事だよとアドバイスもありました。
実技指導後の講話では、愛コーチの経験談を聞いて、生徒の皆さんから出た沢山の質問に愛コーチがアドバイスをくださいました。「試合でコートに入る時、緊張してしまうのですがどうしたら良いですか?」との質問に、「試合前から心の準備をしてリラックスして過ごす。良いイメージを持って過ごす。自分を信じることが大事。そんな風に心の準備をしてサイドラインを越えてみたらどうかな。」と心にひびく素敵なアドバイスをいただきました。
【バレー部訪問】福島市立松陵中学校
日程 | 2024年6月22日(土) |
---|---|
参加者 | 松陵中女子バレー部(17名)、川村先生 |
指導員 | 上田芳裕(元サントリーサンバーズ) |
同行者 | 渡部、上石、藤野(事務局)/半澤(サポート) |
上田コーチの指導は、パス、レシーブ、サーブ、スパイクのポイントをひとつひとつ丁寧に分かりやすい言葉で伝えてくださいます。この日の指導でも、松陵中学校女子バレー部の一人一人の動きを見て、的確にアドバイスしてくださいました。
オーバーパスの練習では、どうしても上手なパスが上がらず、本人も仲間もどうしたら良いか悩んでいたことを知り、「オーバーパスはボールが落ちてくるまで我慢して待つんだよ」とアドバイスがありました。『我慢して待つ』ことを意識してみると上手にボールが上がりました。
アンダーパスの練習では、どうしても腕を振ってしまう様子を見つけ、どんなふうに体を動かせば良いかアドバイスがあり、なかなか上手にいかない様子でしたが、何度も繰り返すうちに腕を振らないレシーブができ、全員で凄い!凄い!と喜びを共有していました。
サーブ練習では、上田コーチから「1本1本を丁寧に打つ」、「どこに打つのかを狙ってから打つ」、「安定したトスを意識する」、「打つ前にしっかりと準備をする」ことなどが伝えられると、打つ前の表情やサーブが入る確率が上がりました。意識することの大切さにも気付きがあったようです。
スパイク練習では、練習に入る前に「今までで一番高く跳んで、今までで一番良いスパイクを打つ!!という気持ちで頑張ろう」と声掛けがありました。上田コーチの言葉をきちんと理解して、スパイクの1本1本を助走から意識して練習に取り組みました。今までのスパイクよりも上手に打てたと感動している様子を見ることがきました。
実技指導後の講話の時間には、日々の気付きを大切にして欲しいことや、家族・友達・先生が皆さんの為に力を貸してくれることは、あたり前ではないことなので「感謝」の気持ちを大切にして欲しいと伝えられました。また、夢を持つことは頑張る原動力になるので、是非大きな夢をもってチャレンジして欲しいということを上田コーチの夢とともに教えてくださいました。
【学校訪問・講演会】いわき市立三和中学校
日程 | 2024年6月3日(月) |
---|---|
参加者 | 三和中学校全校生徒(48名)、 教職員 |
指導員 | 秋本真吾(元陸上選手) |
同行者 | 藤野(事務局)/半澤(サポート) |
校長先生から秋本さんをご紹介いただいた中で、「私は常日頃から皆さんに『本物にふれる』ことが大切と伝えていますね。今日は1分1秒も無駄にすることがないように秋本さんの講演をしっかりと聞いて下さい」というお話がありました。
テーマは『夢の叶え方』。
「どうやったら夢を叶えられると思いますか??」と秋本さんからの問いかけに生徒の皆さんから沢山回答があり「そう!努力する・頑張る・諦めない!みんなちゃんと知っているね」と秋本さん。「じゃあ夢を持っている人?」との問いかけには全校生のうち半数くらいの手があがりました。そして「今日は夢の叶え方という話をするために三和中へきていますが、実は僕はオリンピックに出る!!という夢を叶えられていない人でした。」という秋本さんの言葉に生徒の皆さんは引き込まれていきました。
努力すること→結果を出さないといけない。中学生の君達が考えてしまうのは、負けるのが怖い…できない自分を見られたくない…失敗したくない…と思うかもしれない。でも、無理…できない…とやる前から考えて怖くなるよりも、行動があっての結果だから、行動に意識を向けて欲しい『成功も失敗もその一瞬だけ』『結果を気にするな、行動を気にしろ』というお話がありました。夢は途中で変わってもいい!!自分の行動を考えられる、価値のある人になって欲しいという秋本さんの願いです。
後日届いた生徒の皆さんからの感想には「普段の部活動に取り組む時の気持ち」「大会前のトレーニング方法」「当日どんな気持ちでコートに立つか」が分かりました。「自分の人生の見方が変わりました」「将来自分が大人になった時のためにずっと覚えておきたい」「今後の自分の未来について深く考えることができた」など、秋本さんの言葉が心に響いたことが分かる感想を沢山いただきました。