【学校訪問・講演会】 会津若松市立第六中学校
日程 | 2025年2月4日(火) |
---|---|
参加者 | 第六中全校生徒(80名)、教職員 |
指導員 | 加藤健人(ブラインドサッカー元日本代表) |
同行者 | 上石、藤野(事務局)/半澤(サポート) |
ブラインドサッカー元日本代表で福島市出身の加藤健人氏(以下カトケンさん)を講師に迎え、学校訪問講演会とブラインドサッカー体験会を開催しました。
講演では、生徒たちが「将来の夢」「普通とは」「もし自分の目が見えなくなったら」などについて深く考える機会がありました。視覚障害には全盲、弱視、視野狭窄など様々な種類があり、見えにくさは個人によって異なることを学びました。
カトケンさんは自身の見え方を体験的に理解してもらうため、軽く目を閉じて目線を動かすことで、明るさの変化や隣の人の気配を感じられることを教えてくださいました。
講演で印象に残った言葉は、カトケンさんが大切にしている『始めなければ始まらない』でした。この言葉は生徒の皆さんからいただいた感想にも沢山書かれていました。そして、「挑戦することの大切さ」「失敗経験を活かすのは自分次第」「これからは何事にも挑戦する」など、カトケンさんが伝えてくださったことを生徒の皆さんが沢山受け取ってくれたと感じました。
体験会では、実際にアイマスクをつけてブラインドサッカーを体験しました。「アイマスクをつけた瞬間の見えない世界に不安を感じた」「音や声を情報としてとらえる」「相手のことを考えて分かりやすい言葉にして伝えることの大切さや思いやりに気づいた」などの感想が寄せられました。
更に「白杖を持つ人を見かけたら手を差し伸べられる人になりたい」「日常生活におけるユニバーサルデザインの大切さを実感した」など、生徒の皆さんは視覚障がい者への理解を深め、思いやりのあるコミュニケーションの大切さも学ぶ機会となったようです。
Grazie六中!