【オンライン学校訪問】会津美里町立高田中学校
日程 | 2022年8月21日(日) |
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参加者 | 高田中バレー部(8名)、川島先生、只浦コーチ |
指導員 | 鈴木裕子(元デンソーエアリービーズ)、高橋啓吾(学生アシスタント) |
同行者 | 藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局) |
ウォーミングアップは二人組でボールゲームからスタートです。ふたりの間にボールをおいて、ジャンケンをして勝った人は右。負けた人は左…次は逆。頭と体を両方使う簡単そうでちょっと難しい楽しいゲームが続きます。すっかり緊張もほぐれてみんな元気いっぱいです。
◆サーブレシーブ。練習をみたコーチから質問「みんなの掛け声、「いーち・にー・さん」は何をする掛け声ですか?」・・・みんな顔を見合わせながら小さな声で…「いち」はボールがたれたとき。「に」は、動いてボールの下にいく時。「さん」でレシーブする時。「そうだよね!それが約束だよね。さあ本当に出来ているかな?」いつも何気なくなっていることを改めて確認です。みんな真剣なまなざしです。
◆返球はセッターが打ちやすいボールを上げるためには身体の向きが大切。レシーバーは、セッターがトスを上げやすいように、面をセッターに向けること。そのお互いの信頼関係が、丁寧なプレーに繋がっていくこと。それぞれの役割をまっとうするためには、声をだすことと準備が大事。レシーブもトスもスパイクも、自分がボールを触らない人こそ声を出す(誰に触ってほしいか)…コーチからは細かい指導が伝えられます。
◆次はサーブ。練習風景をみたコーチから、限られた時間の中で一本でも多く打てるように、スタートを早くして数を打つこと。そして狙ったところにうてるように身体の向きとトスの上げ方を指導。アドバイスを聞いて合うものも合わないものをあると思う。まずはやってみること。そこから自分がやりやすいものを選択してほしい。試合でいいサーブがうてるかどうかは日々の意識が大切。コーチは、身を乗り出して、みんなの様子を見守っています。
◆最後は座学。何事も「楽しいか」「楽しくないか」は自分次第。結果でなく過程を大事にしてほしい。例えば、スパイクの練習…どういう意識でのぞむのか。一本一本どういう打ち方で打っていくのか。自分で考えながらやってみる。例えば、試合の時にいいサーブを打つためには、狙い方は?トスの高さは?ボールの触り方は?など、イメージしながらやってみることが大切。失敗を恐れずいろんな事にチャレンジしてみる。自分で自分の首を絞めるのではなく、自分で自分を応援できる人になる。そうすれば、仲間のことも応援できる人になります」コーチから生徒の皆さんへ温かく優しいメッセージが伝えられました。