【学校訪問・講演会】只見町立只見中学校

日程

2023年1月16日(月)

参加者

只見中学校(全校生徒98名)

指導員

秋本真吾(元陸上競技選手・現いわきFCスプリントコーチ)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美(東京事務局)

第1回目の講演会は、只見町立只見中学校を元陸上選手の秋本真吾さんがご訪問。

福島県大熊町出身の秋本さん。2012年まで400mハードルのプロ陸上選手として、オリンピック強化指定選手に選出され、アジア最高記録や日本最高記録を樹立しながらも、自分自身の目標に届かず、選手を引退。その後も『走る事にかかわる仕事につきたい』と、夢を追い続けた結果、プロ野球チームやプロサッカーチームから、指導者として要請をうけることになり、それまでにはなかった「スプリントコーチ」という新しい仕事のあり方を確立するに至った。その約10年間にわたる苦労や葛藤、ご自身の努力や心の変化について語ってくれました。

私は、夢は簡単には叶わないと思っています。「努力する・頑張る・続ける・諦めない」。それはすべて必要なこと…自分の気持ちに負けない心を持ち続けた人だけが、夢を叶えることができる。夢をかなえるまでは、様々な場面でいろいろな事を言われました。その時は落ち込みましたが、でも(そんな事に)負けない気持ちがあったから乗り越えることができました。困難を乗り越えることで、『結果』がついてきました。すると周囲も変わってきました。

只見中学校の皆さんは、真剣な表情で、秋本さんの話に聞き入っていました。

講演会終了後には、体育館で、ハードル走のパフォーマンスを披露。生徒さんの目の前を、すごいスピードで走り抜ける秋本さんをみて、会場はどよめきと拍手に包まれました。