【バレー部訪問】二本松市立第三中学校

日程

2024年11月16日(土)

参加者

二本松第三中バレー部(12名)、阿部先生

指導員

櫻井由香(元デンソーエアリービーズ)

同行者

渡部、藤野、小色(事務局)

■はじめに櫻井コーチより「隣の人の良いところを紹介ください」と、チームメイトの他己紹介をしてもらいました。「人が気づかない小さなことに気が付いて気遣いが出来る優しい人」「みんなの気持ちが落ちている時に声をかけて元気にしてくれる人」など、直ぐに紹介をしてくれ、いつも仲間の良いところを見ていることが分かりました。また、試合前に行う掛け声を披露してくれました。櫻井コーチも輪に入って掛け声を一緒に行い、明るく楽しい雰囲気でスタートしました。

■ボールゲーム取りゲームでは、3人ずつ4チームに分かれて、1人ずつそれぞれのチームからボールを奪い取り、より多くのボールを得るゲームをしました。メンバーの順番を変えたりと色々な作戦を立て、チームで考えること、工夫することの大切さを体験してもらいました。

■皆さんの一番の課題だというレシーブに対しては、「色んな事ができた方が、色んなボールに対して対応できる」と、オーバーレシーブ、正面レシーブ、横で取るレシーブなど、さまざまなスタイルのレシーブを指導しました。アゴを上にあげず下にすること、目線の置き方、顔を動かさないこと、足先、手や腕の使い方、ボールを最後まで見ることなど、リベロの櫻井コーチならではの指導に、真剣に食らいついていました。「基本は大切ですが、自分が一番うまくできる自分のフォームを見つけてください。そして、体が覚えるくらいまで練習を頑張ってください。それが自信にも繋がりますよ」と櫻井コーチからメッセージがありました。

■実技指導後の講話では、櫻井コーチは「言霊」の大切さを伝えてくれました。自身の実体験から、自分から発する言葉の通りに現実化するので、どんな言葉を使うかで明日が変わること。また、自分に何倍にもなって返ってくるので言葉を大切にして欲しいというお話をしていただきました。講話後はたくさんの質問があり、ストレッチの方法、家で出来るトレーニング、試合中に落ち込んだ時の解消法、食生活やサプリのことなど、ひとつひとつ丁寧に答えてくれた櫻井コーチ。二本松三中のバレー部のみなさんの人の目をしっかりと見て、真剣に耳を傾ける姿、そして、自分の意見をしっかりと伝えることができる姿がとても印象的でした。