【オンライン学校訪問】南相馬市立鹿島中学校・相馬市立磯部中学校

日程

2022年8月17日(水)

参加者

鹿島中・磯部中バレー部(13名)、西かなえ先生

指導員

鈴木裕子(元デンソーエアリービーズ)、高橋啓吾(学生アシスタント)

同行者

藤野美緒(福島事務局)、吉野睦美・川上智一・村田一実(東京事務局)

最初に、鈴木コーチより「できるだけボールに触る機会を増やすこと、できなくてもチャレンジしてみることが大切!」とお話しがありました。

◆まずはサーブ。練習風景をみたコーチから、限られた時間の中で一本でも多く打てるように、スタートを早くして数を打つこと。そして狙ったところに打てるように身体の向きとトスの上げ方を指導。アドバイスを聞いて合うものも合わないものをあると思う。まずはやってみること。そこから自分がやりやすいものを選択してほしい。新しい事にチャレンジしてみて、打ち辛かったり、上手く打てなかったりするのは悪いことではない。新しい事にチャレンジすることが重要。さぁ頑張ってやってみましょう!

◆次はサーブレシーブ。ボールの落下地点にいくとき、(ボールに)手で合わせに行くのではなく、お腹で合わせる。返球はとにかくセッターを狙う。手を下げない。腕ではなく肩の後ろの肩甲骨を意識する。コーチはひとつひとつ丁寧に説明し、その後にボール練習を行います。出来ていないときは、もう一度画面の前に集まって説明を聞いてから、もう一度、ボール練習です。何度も何度も、納得がいくまで繰り返し練習が続きました。みんな真剣なまなざしです。

◆次はコンビ練習。セッターは身体の向きが大切。ボールの下に入った時に身体が上げたい方向に向いていること。そのためにも足の向きが大事。助走の時に、頭を上下させないこと。上下しない方が早くボールの下に入れるからやってみて。みんなは準備が遅い!何事も準備が大事。スパイクもトスもレシーブも…鈴木コーチから次々と細かい指導が伝えられます! 

◆最後は個別の質問にタイム「強打を打てるようになるには」→助走のスピードと打点を意識する。「ジャンプ力をつけるには?」→うでの力を使ってジャンプする。「アタックがアウトになるのは」→ミートは悪くないので、ジャンプの時の脚を意識する。「キャプテンとしてチームの雰囲気が悪い時の声のかけ方は」→ミスをした時も暗くならず明るい声かけを意識する。次は上げるよ。自分がミスした時にかけてもらったら嬉しい言葉をかけてあげて。

鹿島中・磯部中の皆さんは、鈴木コーチの目を真っすぐに見つめながら、真剣に話をきいていました。