【学校訪問・講演会】二本松市立小浜中学校

日程

2023年3月17日(金)

参加者

小浜中学校(全校生徒77名)

指導員

秋本真吾(元陸上競技選手・現いわきFCスプリントコーチ)

同行者

藤野美緒、吉野睦美(事務局)

二本松市立小浜中学校を元陸上選手の秋本真吾さんが訪問しました。

小浜中はプロジェクト発足当時、小野章三コーチが女子バレーボール部を訪問指導。そして今年からはじまった「講演会」で、またこうして10年ぶりに指導に入らせていただくことになりました。

秋本さんは福島県大熊町出身。2012年まで400mハードルのプロ陸上選手として、オリンピック強化指定選手に選出され、アジア最高記録や日本最高記録を樹立しながらも、自分自身の目標に届かず、選手を引退。その後も『走る事にかかわる仕事につきたい』と、夢を追い続けた結果、プロ野球チームやプロサッカーチームから、指導者として要請をうけることになり、それまでにはなかった「スプリントコーチ」という新しい仕事のあり方を確立するに至った約10年間にわたる苦労や葛藤、ご自身の努力や心の変化について語ってくれました。

「私は、夢というのは簡単には叶わないと思っています。『努力する・頑張る・続ける・諦めない』。それはすべて必要なこと。どんな時も自分の気持ちに負けない心を持ち続けた人だけが、夢を叶えることができる・・・そう思っています。そして、ふりかかる困難を乗り越えることで、『結果』がついてくる。すると周囲の見る目も変わってきました」秋本さんが、様々な事例やエピソードをもとに、ご自身の体験を語ってくれると、生徒の皆さんは真剣な表情で聞き入っていました。

講演会終了後には、グランドにでて走り方の指導を実施。走る時の姿勢や重心、目線や意識など。速く走るためのポイントを指導してくださると、生徒の皆さんは見る見るうちに足の運びが軽快になり、走るたびに笑顔が溢れていました。

今回は新しい取り込みということもあり、会員企業の方々が、講演会の様子を見に来てくださり、校長先生ともお話しをしてくださいました。関係者の皆さま、ありがとうございました。